令和8年定例会(令和8年9月市会)

最終更新日:令和8年10月30日

付帯決議等

報第2号 令和7年度京都市一般会計歳入歳出決算
(令和8年10月30日付す意見)


  1.  「寛永行幸四百年祭」に関しては、多くの市民の皆様をはじめ関係者の尽力により今日まで多くのイベント等が開催され、クライマックスとして12月には再現行列が予定されている。しかしながら今般、公募型プロポーザルの開始前に仕様書を特定業者に漏えいさせたことが明らかとなったことは、公共調達の信頼を根本から失墜させるものであり、仕様書を漏えいさせた当事者がそのまま審査員を務めていた事実は、公平性を著しく欠いている。
     民間からの寄付が、特定の企業グループへの巨額発注につながったと疑われる構造について深く猛省し、加えて、市民の皆様に対し、疑念を払拭できるよう公平性・透明性の観点から全容解明を図り、議会に報告すること。
  2.  「寛永行幸四百年祭」に限らず、他の事業等における公募型プロポーザルに関しても改めて見直し、議会へ報告すること。また、今後の公募型プロポーザルについては、市内中小事業者等の参加を大切にするうえで透明性を高めるために、選定委員会の評価においては、事業者の窓口となった職員の参加を除くことと、監視体制の強化を図るとともに、寄付受領と事業者選定の透明性を担保する厳格な基準を早急に策定すること。
  3.  全員制中学校給食の実施については、市民や保護者、地元地域の期待も大きく、子供たちへの安全で安定した給食の提供は喫緊の課題である。
     よって、現在進められている計画の重要性を認識し、今般の事態による契約関係事業者等への補償ほか様々な影響もしっかりと見据えたうえで、幅広い選択肢も視野に入れた課題解決に取り組み、一日も早い全員制中学校給食の実施に向けて全力を尽くされるよう強く要望する。

(賛成会派等)
  全会派等

 

報第2号 令和7年度京都市一般会計歳入歳出決算
報第12号 令和7年度京都市立病院機構病院事業債特別会計歳入歳出決算
(令和8年10月30日付す意見)


 京都市立病院は、感染症医療、24時間の小児救急をはじめとする政策医療や高度急性期・急性期医療を担い、市民の命と健康を支える重要な役割を果たしているが、経営は厳しい状況にあり、将来にわたって必要な医療を提供し続けるためには、実効性のある経営改革を進める必要がある。しかし、示された改善案は縮小に偏ったものであり、市民にとって必要な医療が提供され続けるとは考えにくい。
 京都市においては、具体的な計画を検討するに当たり、医療の質及び市民が必要とする医療機能を確保しつつ、病院職員をはじめとする関係者の意見を十分に聴取し、次の事項に取り組まれたい。

  1. 病床規模及び診療機能の見直しについては、将来の医療需要、地域の医療提供体制、患者への影響及び診療科相互の連携を十分に検証し、その必要性及び判断に至る経過を明らかにすること。
  2. 施設の大規模改修等については、工事内容、費用の内訳及び算定条件を明らかにするとともに、病床規模や施設の使用方法の違いによる費用への影響を検証し、その結果を示すこと。
  3. 経営改善に向けた収支見通しについては、病床規模及び診療機能の見直しに伴う収益への影響、人件費や委託費等の削減効果、設備投資に係る費用及び資金繰りを含め、前提条件と共に分かりやすく示すこと。
  4. これまでの経営悪化の要因を分析するとともに、過去の経営判断や経営改善の取組の検証を行い、その結果を今後の経営改革及び運営体制の改善にいかすこと。
  5. 病院職員が有する専門的な知見や現場からの提案をいかし、地域医療機関との連携、病院の特色をいかした医療機能の充実及び新たな取組による収益確保について検討すること。
  6. 以上の検討状況及び結果について、市会及び市民に適時適切に報告し、丁寧な説明を行うこと。

(賛成会派等)
  全会派等