令和8年定例会(令和8年7月特別市会)
最終更新日:令和8年7月21日
付帯決議等
議第76号 令和8年度京都市一般会計補正予算
議第77号 令和8年度京都市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算
(令和8年7月21日警告)
今回提案された補正予算のうち、「母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計」の繰上充用等については、5月市会において適時適切に提案され、議決を経るべきものである。これがなされず、6月以降、現実に歳入不足という地方自治法違反の事態を招いたことは、地方自治の根幹たる健全な財政運営を揺るがす極めて重大な事態である。
この度の事態は、適切な予算編成や収支見込を試算・管理する執行体制が長年にわたり確立されていなかったこと、毎年度、当たり前に行うべき基本的な事務が徹底できていなかったこと、また、赤字見込みの場合、国との協議が行われていれば繰上充用を回避できたこと、そして、繰上充用の適正な手続を見落としていたことなど複数の不適切な対応に起因している。漫然とした事務執行により、健全な財政運営の基本である「会計の収支均衡」を守れず、結果として地方自治法に違反する状態を生じさせたことは言語道断であり、市会として断じて看過できるものではなく、誠に遺憾である。
本市会として、歳入不足となっている令和7年度決算の適正化を図るためには、出納閉鎖後の異例の手続ではあるものの、繰上充用等の補正予算を議決することが唯一の方法であることを重く見て、市民生活への影響も慎重に審議したうえで、苦渋の窮余の策として本議案を議決するに至ったものである。
理事者においては、本議決がこれまでの不適切な事務執行を追認するものでは決してなく、健全な財政を確保することを優先して市会として特に議決するものであることを厳粛に受け止め、猛省を求める。今後二度とこのようなことが生じることのないよう、原因究明を行うとともに、速やかに再発防止策に取り組み、その進捗及び実施状況について、責任を持って本市会へ報告するよう、ここに強く警告する。
(賛成会派等)
全会派等


