京都市会だより 令和2年

最終更新日:令和2年12月15日

京都市会だより第112号(HTML版)

  • 令和2年(2020年)12月15日発行
  • 発行/京都市会
  • 編集/京都市会事務局
  • 〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
  • TEL.075(222)3697  FAX.075(222)3713

【目次】

9月市会の報告 後半

令和元年度決算を認定
京都市の厳しい財政状況のもと、昨年度の収入と支出を徹底的にチェックしました。

<令和元年度決算>

一般会計 7705億円
特別会計 6495億円
公営企業会計 2474億円
合計 1兆6674億円

 市長から報告された令和元年度決算について、決算特別委員会を設置し、事業を所管する局ごとの質疑(局別質疑)や、市長・副市長等との質疑(総括質疑)における徹底的な議論を経て認定しました。

500億円の財源不足
 来年度収支について、500億円もの巨額の財源不足が見込まれることが判明しました。

議論の一部を御紹介
・このままでは財政再生団体になりかねず、市民生活への影響を危惧している。

・自助を押し付け、公務・公共サービスを後退させる政治からの転換が必要だ。

・歳出構造を見直し、市民や議会の理解を得るべき。

・全ての事業に対して優先順位をつけ、実施の判断を行うべき。

・財政再建に向けた具体的な見直しの内容を、市長自ら決断し職員に発信すべき。

付帯決議
 本市の厳しい財政状況を踏まえ、全ての事業を再点検し、全職員が一丸となって財政運営を行うこと。
 歳出においては、総合的に見直し、中期計画にのっとった厳格な取組を行うこと。

大型汎用コンピュータオープン化事業
 平成26年度から約100億円を投じてきた事業の一部中断が明らかとなりました。

議論の一部を御紹介

・市長が政治決断として行った事業の中断について、その原因を明確にするとともに、再構築に向けた覚悟を示すべき。

・行政のデジタル化を全庁体制で進めるため、人材を確保・育成すべき。

・高度なシステムであることに鑑み、厳しい見通しを持って取り組むべき。

付す意見
 市会からの付帯決議及び警告があったにもかかわらず、決算審議の説明においても行政の反省になっているとは言えない状況である。事業の総括を行い、損失額も含め市民に説明できる内容を、早急に議会に報告すること。

※付す意見…承認・認定した報告に対し市会から市長に意見を述べること。


33年ぶりの継続審査
市税条例の改正
 個人市民税の減免措置の廃止について、福祉施策への影響や経過措置の在り方、市民への周知などの課題が明らかになったことから、今後継続して審査を行うこととしました。

付帯決議
児童生徒用タブレット型コンピュータの買入れ
ランニングコストを考え、国に対して財政措置を行うよう強く求めること。
※付帯決議…可決した議案に付ける、市会から市長への意見や要望のこと。

※その他、常任委員会に付託された議案や議員提出議案についても審議等を行いました。
詳しい審議結果はこちら

9月市会(決算市会) しっかり検証
予算が適正に使われたか、市民の暮らしが良くなっているかを審査し、市会が認定(不認定)します。

決算について審査した結果を、今後の予算編成にいかします。

2月市会(予算市会) しっかり反映
より良い京都市にするため、市会で予算案を審査し予算を決めます。

9月市会前半の内容は、市会ホームページへ!
補正予算の審議や代表質問などが行われた9月市会前半の内容については、前号(第111号)に詳しく掲載していますので、こちらから御覧ください。

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決算審議に注目!

 9月市会は、「決算市会」とも呼ばれ、令和元年度の事業について、予算が適正に使われたのか、市民の暮らしが良くなっているのか、徹底的に議論・検証等を行っています。ここでは、その審議の流れに注目し、振り返ります。

\議論スタート/
本会議 9月29日 
 決算について、決算特別委員会を設置して付託(※)することを決めました。
※付託とは…本会議に提出された議案を、詳しく丁寧に議論するため、委員会に審査を委ねること。

決算特別委員会(書類調査・局別質疑) 10月2日~12日
 第1~3分科会の3つの分科会に分かれて、市の仕事を担当する局ごとに連日詳細な質疑を行いました。

決算審議の山場 白熱の議論
決算特別委員会総括質疑 10月16日・19日
 分科会での議論を踏まえたうえで、更に議論を深めるため、市長や副市長らと一問一答で質疑を行いました。

(またきち)白熱したやりとりの模様は、インターネットで配信しているよ。
(マタリーヌ)大型汎用コンピュータオープン化事業や京都市の厳しい財政状況について徹底的に議論しました。

こちらで動画を御視聴いただけます。

決算を認定
本会議(決算特別委員会委員長報告・表決) 10月27日 
 決算特別委員会での議論の結果について、𠮷井あきら決算特別委員長が報告を行い、各会派の代表議員が議案に対する賛成・反対の立場で討論(意見表明)を行ったうえで採決を行い、令和元年度一般会計決算について、意見を付し、認定しました。

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親子ふれあい議場見学会を開催【11月8日】    

 京都の未来を担う子どもたちに市会をより身近に感じていただくため、親子ふれあい議場見学会を開催しました。
 当日は、小学校4年生から6年生までの児童とその保護者など、32組73名の皆様が参加され、改修前の議場のVR映像体験や演壇での発言、模擬本会議などの体験を通じ、市会の仕組みや役割などについて楽しみながら学んでいただきました。

市会の役割 市会議場の議席に座って市会の仕組みや役割などを学びました。

江崎海斗(かいと)さん(5年)
 初めて知ることばかりで楽しかったです。京都市会に興味が持てました。

演壇での発言を体験 演壇での発言に挑戦しました。

西村奈七子(ななこ)さん(4年)
 議長席に座るなど、楽しい経験ができました。

奥村蒼唯(あおい)さん(4年)
 経験したことのない体験ができて、楽しかったです。

模擬本会議を体験 議場で表決を体験しました。

木原寛起(ひろゆき)さん(父)
 模擬本会議も小学生に理解しやすい内容で、非常に良かったです。

木原玲奈(れいな)さん(5年)/美玲(みれい)さん
 丁寧な説明で分かりやすく、興味を持って参加できました。

・現在、市役所本庁舎内の市会議場は耐震改修工事中。 改修前の議場の姿をVR(ヴァーチャルリアリティ)映像で体験!

宇野真広(まひろ)さん(4年)
 旧議場と今の分庁舎議場との違いが分かり、良い体験でした。

篠﨑陽一郎(よういちろう)さん(4年)
 市会に対して難しいイメージを持っていましたが、勉強になりました。VR体験では、多くの議席が確認でき、驚きました。

奥村心結(みゆ)さん(6年)
 再現されている歴代の議長の写真の中に、女性の議員を見つけて、男女関係なく活躍できる場なんだと思いました。

京都土地家屋調査士会様から、VR映像等を御寄付いただきました。
 京都土地家屋調査士会から、土地家屋調査士制度制定70周年事業の一環として、京都市会議場のVR映像データ及び再生機材一式の寄付をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

(マタリーヌ)御参加いただいた皆さんに市会について知っていただけて嬉しい!
(またきち)今後も、皆さんに身近な市会を目指していくよ。

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常任委員会のしごと 令和2年5月~10月の動き  

暮らしに身近なことを議論しています!


常任委員会とは?
1.議員が分野別のグループに分かれて、市の仕事について、専門的に議論を行うために設置している。
2.5つの常任委員会で、1年を通じて毎月2回程度、会議や調査を行っている。

主な活動内容
・審査-本会議で委ねられた議案や、市民の皆様からの要望である請願・陳情を審査する。
・報告聴取-市の仕事について報告を聴取し、質疑や議論を行う。
・一般質問-担当分野全般にわたり、現状や将来に向けての方針の確認、政策提案等を行う。
・他都市調査-他都市の先進的な事例を調査する。
・実地視察-主に市内の施設等の現状を把握する。

総務消防委員会(井上けんじ委員長)

報告聴取
・京都市持続可能な行財政審議会の設置(6/22)
 「極めて厳しい財政運営」の中、新型コロナウイルス感染拡大に伴う財政危機に対応するため、行財政改革について議論する「京都市持続可能な行財政審議会」の設置について議論しました。

・次期京都市基本計画案(10/20)
 次期京都市基本計画案の市民意見募集に当たり、コロナ禍と厳しい財政状況等を踏まえた計画案の内容や市民意見の反映手法などを議論しました。

文化環境委員会(平山よしかず委員長)

報告聴取
・「京都市地球温暖化対策条例」の改正の骨子(案)に関する市民意見の募集(9/8)
 「2050年二酸化炭素排出量正味ゼロ」の実現に向け、地球温暖化対策条例の改正案における取組の内容などについて議論しました。

実地視察
・京都市京セラ美術館(8/18)
 リニューアルされた美術館における展覧会開催や入場者数の状況、「新しい生活様式」を踏まえた新型コロナウイルス感染症対策などの説明を受け、館内を視察しました。

教育福祉委員会(さくらい泰広委員長)
年間テーマ:「教育福祉行政に係る新型コロナウイルス感染症対策」及び「インクルーシブ教育」

報告聴取
・ひきこもり支援の再構築(9/9)
 年齢によって分かれていた相談窓口を、切れ目のないひきこもり支援を行うため一元化したことを踏まえ、相談の受付状況や支援体制などについて議論しました。

実地視察
・京都市青少年科学センター(9/9)
 リニューアルオープン前のプラネタリウムを訪問し、デモ投映を鑑賞のうえ、センター内での新型コロナウイルスの感染拡大防止策などを確認しました。

まちづくり委員会(中野洋一委員長)
年間テーマ:「みどり豊かな都市環境の創出」

報告聴取
・新景観政策の更なる進化「地域のまちづくりの推進と特例制度の活用」に関する市民意見の募集(10/20)
 地域ごとのビジョンや特性に応じたまちづくりの展開、建物の高さやデザインの規制に関する特例制度の活用など、具体的な施策案の内容について議論しました。

実地視察
京都京北小中学校(8/6)
 京都京北小中学校におけるみやこ杣木(そまぎ)等の木材利用の状況を視察し、公共建築における市内産木材の利用に関する今後の課題等を確認しました。

産業交通水道委員会(しまもと京司委員長)

報告聴取
・令和元年京都観光総合調査(6/26)
 混雑対策としての観光客分散化の取組やウイズコロナ、ポストコロナの状況における観光政策の在り方について議論しました。

・高雄地域への均一運賃区間の拡大等(8/21)
 右京区高雄地域において、令和3年3月から実施予定の市バス均一運賃区間の拡大を受け、今後の民間事業者との連携や地域の活性化に向けた取組などを議論しました。

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9月市会の審議結果   

 9月市会で審議した市長提出議案73件,議員提出議案10件の審議結果は,令和2年定例会(9月市会)【議案・審議結果】から御覧ください。

市会だより第110号アンケート結果発表

 市会だより第110号(9月15日発行)に掲載した特集記事などについてのアンケート結果をまとめました。主な結果を御紹介します。(回答者48名)
なお、記念品の当選者発表は、発送をもって代えさせていただきました。

Q.特集記事「京都市会議員図鑑」について内容はわかりやすかったですか。
A.
①大変わかりやすい 12 人(25%) 
②わかりやすい 34 人(71%)
③わかりにくい 2 人(4%)

(またきち)96%もの方々に「わかりやすい」と感じていただきました。これからも様々な特集を考えていきます!

Q.今後、特集記事として読んでみたいテーマはありますか。(複数回答可)
A. ①市会の仕組み 8 人(13%)
②市会議員の仕事の詳細 37 人(60%)
③その他17 人(27%)


〈③その他で、主なものを抜粋・集約〉
・新型コロナウイルス感染症対策等をもっと知りたいと思う。
・各議員の詳しい紹介。

Q.今号への感想や市会だより全般への提案などをお聞かせください。

A.
内容
・議員は何をしているのか見えないので参考になった。
・市会議員の1日のタイムスケジュールが良かった。
・表紙のイラストは、インパクトがあった。
・コロナや災害などタイムリーなコンテンツでありがたい。
・居住区の市議の顔写真があって分かりやすく身近に感じた。

デザイン
・ページごとにテイストの違う書き方で、飽きずに読めた。
・説明文とカット、Q&Aが配分良く掲載されていて、読む意欲が注がれかつ読みやすい。
・図鑑風のインパクトあるレトロな絵に惹かれ、読むきっかけになった。

市会からのお知らせ

インターネット議会中継
 本会議や委員会の生中継と録画をインターネット配信しています。

テレビ放映
 本会議の代表質疑・質問の模様をKBS京都でテレビ中継しています。

本会議等の傍聴
 新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止のため、本会議の傍聴は当面の間できるだけお控えいただきますようお願い申し上げます。

※傍聴の御案内については、変更の可能性があります。最新の情報は、「傍聴するには」ページを御確認ください。

市会だよりに関する御連絡・お問い合わせは
市会事務局調査課
TEL:222-3697  FAX:222-3713

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