平成29年度京都市会10大ニュース

最終更新日:平成30年5月11日

市会議員の投票により,平成29年度の京都市会10大ニュースを決定しました。
 結果は,次のとおりです。

【1位】 2月市会に提案された「民泊」関連議案について,関連する全ての局の出席のもと,集中審査を実施
 2月16日の予算特別委員会第2分科会において,2月市会で提案された民泊関連議案について,市民的にも社会的にも関心が高く,市民や宿泊者の安心・安全や市民生活との調和が図れるルールを定めるため,関係する全ての部署を集めて集中審査を実施しました。
 2月23日の本会議において,条例案を一部修正するとともに,付帯決議を付けて可決しました。


【2位】 議員報酬(10%削減分)を新入学児童生徒学用品費の入学前支給等に関する補正予算の財源に活用
 平成29年度議員報酬10%削減※によって生じた7,700万円について,9月市会において,新入学児童生徒学用品費の入学前支給等に関する補正予算の財源の一部として活用することを議員全員で提案のうえ全会一致で決定しました。
  ※ 引き続き削減することを議員全員で提案のうえ全会一致で可決(平成29年2月市会)。10%削減は平成23年度から継続。


【3位】 京都市会基本条例の一部改正~ネーミングライツの対象施設の決定には市会の議決が必要に~
 市民の皆様が利用される施設は,税金等を財源として建てられた市民の皆様にとって愛着のある大切な財産です。そこで,本市の主な施設をネーミングライツ※(命名権)の対象施設とする場合には,市民の皆様の意見をしっかりと反映させるため,市会の議決を必要とするよう,5月市会において,京都市会基本条例の改正を行いました。
 ※ 通称を命名する権利(例:「西京極野球場」を「わかさスタジアム京都」に)


【4位】 本会議及び予算・決算特別委員会市長総括質疑のインターネット議会中継に手話通訳を導入
 平成28年4月に障害者差別解消法や京都市手話言語条例※が施行されたことを踏まえ,手話を必要とされる方に,インターネットを活用して自宅等でも議会の審議の様子を御覧いただけるよう,5 月市会から,全ての本会議と予算・決算特別委員会市長総括質疑のインターネット議会中継に,手話通訳を導入しました。
 ※ 「京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例」。議員全員で提案のうえ全会一致で可決(平成28年2月市会)。


【5位】 予算・決算特別委員会における審議について,働き方改革の観点から日程の見直しを実施
 9月市会から,予算・決算特別委員会(局別質疑)における審議について,働き方改革の観点から見直しを行いました。
(1) 局別質疑の審議終了時刻を午後6時から午後5時半に
→職員の時間外勤務を前提としていましたが,これまでと同程度の質疑時間を確保しつつ,終了時間を繰り上げました。
(2) 局別質疑から市長総括質疑までの日程を中2日から中3日に
→日程に1日余裕ができたことにより,職員が行っている市長総括質疑に向けた作業に係る時間外勤務の縮減を図りました。


【6位】 早稲田大学マニフェスト研究所議会改革度調査ランキング2016で,京都市会が10位(昨年は20位),政令市では2位(同2位)に
 早稲田大学マニフェスト研究所が発表した「議会改革度調査2016」ランキングにおいて,回答のあった1,347の全国の地方議会のうち,京都市会は10位(昨年は20位),政令市では2位(同2位)となりました。
 これからも,更なる議会機能の充実や開かれた市会の推進など,改革の歩みを進めていきます。


【7位】 子ども議場見学会で,市内15の小学校,合計474名の児童が京都市会を訪問
 市会を身近に感じていただき,市会に興味や関心を持っていただくための取組として,子ども議場見学を実施しています。市内小・中学校の学年・クラス単位で,社会学習の一環として御活用いただいており,平成29年度は計15校,474名の児童の皆さんに見学いただきました。

 

 


【8位】 市会改革推進委員会による京都市会基本条例の取組状況の評価・検証
 平成26年3月に京都市会基本条例を制定してから一定期間が経過したことを踏まえ,市会改革推進委員会を中心に,条例の目的が達成されているかどうかについて,平成28年度末までの取組状況を対象に,平成29年4月から8月にかけて検証・評価を行いました。
 検証・評価結果はこちらをご覧ください。

【9位】 広井良典氏による「人口減少社会を希望に-これからの日本社会とコミュニティ」をテーマとする議員研修を実施
 「鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想」に取り組まれている,京都大学こころの未来研究センター教授の広井良典氏をお招きし,御講演いただきました。
 広井氏からは,この50年間人口がほとんど変化していない京都は文化や学術,芸能や工芸等においてクリエイティブな都市として世界に誇りうるモデルであるが,更に豊かにしていくためにも,若者支援と出生率改善,高齢化対応,歩行者中心のまちづくり等の政策展開が重要となるなどのお話がありました。
 講演後は,講師と議員の間で活発に質疑が行われました。
 

 


【10位】 京都教育大学附属桃山中学校の皆さんが観光政策にかかる提案書を京都市会に提出
 京都教育大学附属桃山中学校の2,3年生の皆さんが,総合学習の一環で,観光政策に係る提案書を京都市会に対して提出されました。
 来庁された13人の生徒の皆さんから,京都市会の代表として出席した寺田議長と久保副議長に対して提案書が手渡され,内容について説明していただきました。
 その後の意見交換では,寺田議長,久保副議長からの質問にも丁寧に答えていただくなど,熱心に成果を伝えていただき,京都市会としてもしっかりとその思いを受け止めさせていただきました。
(提案テーマ)
・「修学旅行生に京都の魅力を伝える」
・「観光客を増やすために」
・「宿泊施設のマナー向上について」
・「あなただけの京都めぐり」


  

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