ちょっと気分をかえてみましょう。子どもの気持ちになってみましょう。子どもと一緒に遊んでみましょう!
【親子入替ロールプレイ】
●子どもの気持ちになってみよう
→まず、自分の言ってる言葉を紙に書いてみましょう。
→口に出してみましょう。
子どもに親のパートを言ってもらい自分は子どもになったつもりで、それに答えましょう。
例題1 |
母「なんで6時過ぎにもどってくんねん。5時過ぎたら、家にもどりぃ言うてたやろ!」
子「 」 |
例題2 |
父「勉強せいゆうてるやろ。いっつも悪い点ばっかり取って、小づかいやらんぞ!」
子「 」 |
例題3 |
母「またしてもうたん・・・(ため息)。おかあさん、もう知らんわ」
子「 」 |
例題4 |
母「こうなったのは、だれの責任や。わかってるんやろなぁ。ホンマに何回ゆうても、あんただけはわからん子やなぁ・・・また、同じことするんやろ(ため息)」
子「 」 |
例題5 |
母「おにいちゃんやおねえちゃんはそんなこと、ちっともせえへんかったのになぁ。おにいちゃんは成績よかったし、おねえちゃんだって学級委員してたよ…それに引き替え、あんたはホンマに!」
子「 」 |
広島女学院大学 助教授 石井三恵 監修
【レクリエーション】
◆子どもになりきろう
たまには大人としての仕事を忘れてしまいましょう。そして、ノーテンキな子どもになりきって、子どもとじゃれあって遊んでみましょう。
お休みに子どもを行楽地へ連れていこうとします。ところが、途中で河原に寄ってしまい、結局行けなかったとします。でも、予定通りにならなくても、子どもと一緒に川で水遊びしたり、芝生でゴロゴロしたりすることで、子どもはじゅうぶん幸せな気持ちになるのです。子どもにこういう楽しみをあげなければ、と考えなくても、流れに身をまかせる過ごし方もいいものです。
◆子どもにベタベタしてみる
子どもといるとき、「たくさん愛情を与えないと」「上手に遊ばなければ」などと考えてばかりだと疲れてしまいます。まず自分のほうが子どもに甘える気持ちになって、子どもとのふれあいを楽しんでみましょう。自然に楽しい気持ちのやりとりができてしまいます。
◆いろいろな親子あそびをしよう
●赤ちゃんみたいに抱っこしてあげたり、子どもをあちこちベタベタ・ナデナデしてあげたり、いっぱいさわってあげましょう。床の上やフトンの中でじゃれあうなど、トローンと溶けるようなつきあいもいいものです。
●子どものマネをするのも楽しいです。子どもが何か言った言葉をそっくりそのまま言ってみると、楽しいやりとりができるかもしれません。
●お相撲ごっこをして、押し倒してもらうのも楽しい遊びです。五分五分ぐらいの力でつきあってあげ、最後は子どもに勝たせてくださいね。
「心を抱きしめると子育てがかわる」著者:萩原光 より一部転載および参照
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