令和元年定例会(9月市会)

最終更新日:令和元年10月30日

付帯決議

議第162号 令和元年度京都市一般会計補正予算
(令和元年9月27日付帯決議)

 

1
 東京2020オリンピック聖火リレーは,市民と共に機運を高める大切な事業である。本市は,東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会,京都府と緊密な連携の下,市民の理解が得られるよう,経費及び内容を精査し,適切な運営に努めること。
2  スポーツ振興基金については,従来から一般財源として計上されてきた予算に置き換えることなく,原則として施設整備・記念事業等といった新規・充実事業への活用を図ること。

(賛成会派等)
  1,2 全会派等

 

 

議第165号 令和元年度京都市中央卸売市場第二市場・と畜場特別会計補正予算
(令和元年9月27日付帯決議)


 京都市中央卸売市場第二市場の再整備事業について,本市は,早期の土壌汚染調査とその対策の実施に努めたものの,1年間の工期の遅れが生じたことに伴い,施設整備に係る国交付金が平成30年度で終了することとなった。
 今般の国交付金の返還は,そうした中で,本市ができるだけ多くの国交付金を収入しようとしたものであるとはいえ,結果的に概算で受け取った国交付金のうち超過収入となった約1億2千万円の返還が生じたことは遺憾である。
 よって今後は,本市が工事を実施する際には,国や府の補助財源等の活用に当たって返還等を生じさせることのないよう,事前に関係機関等との十分な協議に努めることを求める。
  

(賛成会派等)
  全会派等

 

 

議第214号 平成30年度京都市公共下水道事業特別会計未処分利益剰余金及び資本剰余金の処分について
(令和元年10月30日付帯決議)

伏見水環境保全センターの拡張用地として,平成5,6年に土地開発公社を活用して先行取得した土地を,今回買い戻すことになった。この事業は,将来的に処理能力を確保することと,地価の高騰が予想されたことから行った事業であるが,市街化の遅れや節水型社会の定着によって,処理能力の確保が技術的に可能となってきており,拡張用地は不要と判断されたことは理解できる。
 しかしながら,25年以上前の施策とはいえ,この事業の見直し時期の判断や,また高額の損失を生み出したことは,遺憾である。
 よって今後,的確な施策の計画とこのような買戻しの際にも地域住民をはじめ,市民に説明し,理解を得られるよう事業経営を進めること。  

(賛成会派等)
  全会派等