摘録


最終更新日:令和5年5月24日

令和5年5月17日

 

正副議長就任あいさつ

議長
 86代の市会議長の要職を担わせていただくこととなり、まずは、市議会の運営が円滑にいくように、心がけてまいりたいと思っております。
 また同時に、市議会に求められる様々な事柄について、身の引き締まる思いであります。
 4月の改選を経まして、今日から新たな京都市会のスタートとなりますし、67人の代表を務めるということで頑張っていかなければなりません。
 抱負については、市民が生活していく中で、厳しい社会経済状況に加えて、コロナ禍や物価高騰、原油高ということでありますので、市民の皆様方のいのちと暮らしや、安心・安全をなお一層推進していくことが、議会に寄せられている思いとして、大変大きく感じているところです。
 二元代表制の一翼を担う、わが京都市会においても、今、また京都の未来に責任を持ち、市民の皆様の負託に応えるため、行政に対する監視機能や政策提案・立案機能など、議会の権能さをより一層、発揮することに尽力してまいりたいと思っております。
 同時に、議会、京都市政が市民の皆様にとって遠い存在ではなく、もっと身近な存在であるということがしっかりと見える、また伝わる市会の取組を一層推進してまいります。
 また、京都市会では、これまでから「市会だより」をはじめ、議長記者会見や市会ホームページ、フェイスブックなど、様々な情報発信のツールを揃えていますので、これらのツールを積極的に活用する中で、より多くの皆様方に分かりやすい内容を盛り込んで、工夫を重ねて、より身近に感じていただけるよう、取り組んでまいりたいと思っております。

副議長
 就任させていただきまして、大変に重責を感じています。
 私の立場は、西村議長をお支えすることですので、その点に注力し、全力で取り組んでまいりたいと決意をしております。
 京都市の抱える課題というのは、皆様御承知のとおりで、大変大きく、また多種多様であります。
 この3年あまりのコロナ禍の中で、さまざまな地域活動が縮小し、人と人とのつながりが薄れていると痛感しています。
 もう一度人と人とのつながりを強くしていくことが、よりよい京都市、そして市民の幸福実現につながっていくと最近非常に感じています。
 その意味では、私たち議会も市民の方に信頼される議会に更になっていかなければならない。
 また、議会と行政の間の信頼関係も更に進化させていかなければならない。
 当然、行政と市民の間の信頼関係を強くしていくために、議会として働いていかなければならないと思います。
 そのためには、67名の新任期の議員一人一人の「議員力」といいますか、市民に信頼される議員として働いていくことを議会としてサポートしていく、そのような取組が必要なのではないかと強く感じています。
 先程議長が申されました議会としての情報発信を含めまして、信頼される議会の構築、このことを、議長を支えながら一歩前進させていかなければということが、今の私の抱負でございます。