子どもの成長過程において、虐待がどのような影響を及ぼすのかを学ぶことが、虐待を防ぐことにつながります。
虐待を受けたり,見たりすることは,身体や心にも大きな傷を残します。
専門機関への相談や治療が必要になる場合もあります。
【身体・発達面への影響】
- 虐待によるケガや後遺症
- 不眠、怖い夢をみる
- 頭痛や息苦しさなど,身体面の不調
- 栄養不良や,成長ホルモンへの影響による低身長や低体重などの発育不良
- ことばや学習の遅れ
など
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【心への影響】
- 人に対する不信感、恐怖感
- 人の顔色をうかがう
- 表情がぎこちない、感情を表さない
- 自己評価が低く、自信・自尊心が持てない
- 感情がコントロールできない、情緒不安定
- ひとりでいるのを怖がる、強い不安感
など
【生活、行動への影響】
- 年齢相応の生活習慣が身につかない
- すぐ暴力をふるう、反抗的になる
- 自分の体を傷つける
- そわそわして落ち着きがない
- 現実にはないようないことを言う、うそをつく
- 赤ちゃん返り、年齢相応でない甘えがでる
- 家出、盗み、いじめなどの問題を起こす
- 人間関係がうまく築けない、友人とのトラブルが多い
など
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