平安宮内裏綾綺殿跡KA126 |
へいあんきゅうだいりりょうきでんあと |
綾綺殿は,平安宮(内裏)内の仁寿殿の東,宜陽殿の北に位置する建物で,東西2間(庇を入れれば4間)・南北9間の規模があった。主に内宴・相撲節などで用いられ,内宴の際には西側の庭に舞台を設け,女楽人・妓女による舞が催された。この石標は,平安宮内に建っていた綾綺殿の跡を示すものである。 なおこの石標はKA125平安宮一本御書所跡,KA127平安宮内裏弘徽殿跡,KA133平安宮内承香殿跡,KA134聚楽第南外濠跡,KA135平安宮内裏宜陽殿跡,KA136平安宮内裏昭陽舎跡,KA141平安宮内裏大蔵省跡,NA154平安宮西限藻壁門跡,GA007山崎院跡,GA011寺戸大塚古墳とともに,平成18年から20年にかけて全京都建設協同組合創立五十周年記念事業として建立された11基の石標のひとつである。 |
所在地 | 上京区浄福寺通下立売上る東側 |
位置座標 | 北緯35度01分14.1秒/東経135度44分41.5秒(世界測地系) |
建立年 | 2006年 |
建立者 | 全京都建設協同組合 |
寸 法 | 高127×幅20×奥行20cm |
碑 文 | |
[西] | |
平安宮内裏綾綺殿跡 | |
[北] | |
(株)溝脇工務店 (株)ストロベリーセブン (有)小林設計工務 | |
寄贈 | |
(株)山田建材 (株)但馬 (株)サンキョーワークス (株)コスモシップ | |
[東] | |
全京都建設協同組合 | |
創立五十周年記念 | |
[南] | |
平成十八年四月建立 | |
調 査 | 2006年9月15日 |
備 考 |