摘録
最終更新日:令和8年4月1日
令和8年3月24日
報告案件
<1.2月市会の議案審議結果>
本日終了しました令和8年2月市会の議案審議結果について、ご報告をいたします。2月市会につきましては、2月16日から3月24日までの37日間の審議期間で開催いたしました。
今回は、令和8年度当初予算を中心に審議を行いました。
令和8年度当初予算は、昨年12月に全会一致により市会の議決を経て策定された京都基本構想や、それを踏まえて改定する新京都戦略を進めていく重要な予算でございます。
予算特別委員会におきましては、新京都戦略(改定案)の内容も対象とし、局別質疑の審議時間を延長したうえで、しっかり議論をいたしております。
それでは、お手元の資料、令和8年2月市会審議結果総括表をご覧ください。
市長から提出されました議案は、令和8年度京都市一般会計予算など計95件でございました。
市会では、本会議で市長、副市長から提案説明を聴取し、16名の議員による代表質疑を行った後に、予算特別委員会での局別質疑や42名の議員による総括質疑、また、常任委員会等において活発な議論を行ったうえで、95件を原案のとおり可決または同意いたしました。
そのうえで2件の議案に対し、1個の付帯決議を付すことにいたしました。
次に意見書については、3件可決し、「配置基準をはじめ保育士等の更なる処遇改善と保育人材確保に向けた意見書」などを国に提出することといたしました。
また、決議につきましては、「イランを巡る軍事行動の即時停止と平和的解決を求める決議」を1件可決いたしました。
その他、請願については2件を不採択としております。
令和8年2月市会の議案審議結果については以上でございます。
<2.常任委員会におけるペーパーレス化の実施について>
次に、常任委員会におけるペーパーレス化の実施についてでございます。京都市会においては、昨年5月から市会運営委員会、そして12月からは総務消防委員会において会議資料のペーパーレス化を試行的に実施してきたところでありますが、これらの試行実施を経て、委員会運営が円滑に行えることが確認できたため、令和8年度から、すべての常任委員会におきまして会議資料のペーパーレス化を実施してまいります。
今後、常任委員会での実施状況も踏まえ、本会議へのペーパーレス化の導入に向け、引き続き必要な検討を行ってまいります。
<3.令和8年度市会広報連携の取組について>
次に令和8年度市会広報連携の取組(京都市立美術工芸高校及び京都市立芸術大学との連携)についてでございますが、京都市会では、市民の皆様に市会を身近に感じていただき、市会や市政に興味を持っていただくため、様々な広報の取組を行っており、令和6年度から京都市立美術工芸高校と連携し市会広報作品を、令和7年度には京都市芸術大学とも連携し、京都市会プロモーションマークを制作いたしました。こちらのプロモーションマークについては、様々な市会広報物への掲載を進めており、市民の皆様に、京都市会をより身近に感じていただき、関心を持っていただきたいと考えております。
令和8年度も引き続き、京都市立美術工芸高校及び京都市立芸術大学と連携し、これから有権者になる高校生ならではの視点と、大学生の専門性をいかし、効果的な市会広報の推進を図ってまいります。
また取組内容として、これまで市会にあまり関心を持たれてこなかった方々に対して、市会の活動に対する興味と理解を広げていただくことができるよう、広報手法や媒体なども含めて、生徒及び学生の皆さんに考案していただく予定でございます。
取組に参加された皆さんが、市会を身近なものとして考える機会になりますとともに、生徒及び学生の皆さんの柔軟な発想により、多種多様なアイデアが創出されることを期待しております。
それぞれの取組については、適宜、取材案内などを皆様方にご案内をさせていただきますので、取材をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。
<4.海外行政調査について>
次に、先般実施いたしました海外行政調査についてであります。京都市会では、1月25日から1月30日までの6日間、「再生可能エネルギーや省エネルギー等による持続可能な脱炭素社会の実現~2050年CO2排出量正味ゼロにむけて~」をテーマとして、2040年までのカーボンニュートラル達成という国家目標を掲げている環境先進国、オーストリア共和国のウィーン市に、議員12名による海外行政調査団を派遣いたしております。
今回の調査では、行政機関やエネルギー関係の団体、企業、施設などを訪問し、脱炭素社会の実現に向け着実に進む再生可能エネルギーへの転換や先進的な熱利用の取組、持続可能な公共交通の取組などを調査しております。
今回の調査を通じて、団員一人ひとりが、現地の先進事例や、取組手法などを吸収し、大いなる示唆を得ることができたと聞いております。
調査の後、今回の視察で得た貴重な経験や知見を京都市政にいかすため、次期環境基本計画の策定及び京都市地球温暖化対策計画等の中間見直しが行われるこの時期をとらえて、早速、3月4日に、調査団から松井市長に対して緊急提言書が提出されたと聞いております。
今後、緊急提言にとどまらず、調査で得た知見について、議員はもとより、市民の皆様とも共有させていただくため、調査団で十分に、調査の成果を検討したうえで、報告会を実施してまいります。
また、調査の詳細な内容を取りまとめた報告書につきましては、作成後、市会ホームページで公表するとともに、市会図書・情報室への配架を予定しております。
調査の成果を全議員が共有し、議会でも議論を深めることで、今後の本市の環境等関連施策に充分いかすことができるよう、取組を進めてまいります。
私からの報告は以上です。
質疑応答
<発表案件に関する質疑>
記者
常任委員会のペーパーレス化の実施について、令和8年度からすべての常任委員会で実施されるということですが、これは紙代など経費削減に資するものなのでしょうか。また、本会議で実施されるとしたら、いつ頃からになるのでしょうか。
議長
経費削減ということでペーパーレス化を進めるというのはありますけれども、やはりそういう時代ということです。
本会議については、全常任委員会で8年度から実施したうえで、本会議でもどうするかという議論を深めていきたいと思っております。
記者
実施されるとしても令和9年度以降ということでしょうか。
議長
令和8年度は全委員会に広げて、それを見た結果、本会議をどうするかということで、まだ検討中です。
記者
海外行政調査についてですが、緊急提言なども取材させていただいて、調査の意義は理解しているつもりですが、以前にも調査に行くにあたってビジネスクラスを使われるということを質問させてもらったことがありましたが、今回調査を終えてみて、やはりビジネスクラスでの往復は必要だったと思われるかどうか、調査団の団長である副議長からもお伺いできたらと思います。
副議長
議長からも報告させていただいたとおり、我々12名の代表のメンバーが活動させていただいて、今後、しっかり報告できるよう、帰国後も市会の合間を縫って、報告を取りまとめて、皆様にご報告できるように頑張っているところです。
ご質問ありましたビジネスクラスという件ですが、到着したその日にごみ焼却施設に視察行かせていただき、2日目は3ヶ所に行きました。
帰りも17時間のフライトでしたが、それぞれのメンバーは、私も含めて研鑽した内容を取りまとめる作業をしておりました。
ハードな日程ではありましたが、往復の機内においても、単に体を休めるだけではなく、学んだことを忘れないうちに自分たちのものにしていこう、深めていこう、それを報告できるものに、形にしていこうとする姿を、私も垣間見ました。
したがって、このビジネスクラスという部分でのご指摘はあるかもしれませんが、体調管理を含めて、万全を期した調査をするということ、また、皆様にもしっかりと見える化を進めていけるような、納得いただけるような報告ができるようにする貴重な時間を使わせていただくことができたと思いますので、その点を申し上げたいと思います。
報告会や調査報告書も特に良いものにできるよう、今も頑張っておりますので、ご理解いただければと思っております。
記者
エコノミークラスでもテーブルはありますし、体を休めることはできるのではないかと思います。
このご時世で、ビジネスクラスに多額の費用をかけることが、どこまで市民の理解が得られるかというところはあるかと思うのですが、今後もやはり海外行政視察にあたっては、ビジネスクラスの利用を考えているのでしょうか。
副議長
長時間のフライトの場合と、距離がまた違う国に行くケースあると思いますので、ケースバイケースではないかと思います。
記者
ペーパーレス化についてですが、この市会でのペーパーレス化の取組というのは、他の政令市比べて早いのでしょうか、遅いのでしょうか。
どういった認識でいらっしゃいますか。
議長
事務局の方から後程お答えさせていただきます。
記者
海外行政調査について、報告書を出されるということですが、これはいつ頃を目途に考えられているのでしょうか。
議長
報告会を5月議会のタイミングで調整中でございます。報告書に関しては、その後になるのではないかと思っております。
議長
私も以前海外行政調査に行った際、一部がエコノミークラスでしたが、5人席の真ん中の席であったため、メモをしようとしても窮屈で辛かったということもありました。
記者
本日可決された意見書の中で、「衆議院定数に関し真摯な議論を重ねる意見書」がありましたが、議長が所属される自民党市議団は退席という判断をされました。理由について、可能な範囲でお答えいただけますでしょうか。
議長
退席された会派や一人ひとりの議員がそのように判断をされたことです。
私からのコメントは控えさせていただきたいと思います。


