所在地 | 東山区粟田口高台寺山町 |
位置座標 | 北緯34度59分55.4秒/東経135度47分18.2秒(世界測地系) |
建立年 | 1911年 |
建立者 | 中井慈眼(中井三郎兵衛) |
寸 法 | 高370×幅160×奥行28cm |
碑 文 | |
| [西南] |
| 山水増光 (印)(印)【印文「邦彦王章」「泰山」】【以上篆額】 |
| 天懸海外三千界 |
| 月満人間幾百州 |
| 侯爵井上世外 (印)(印)【印文「侯爵」「井上馨之印」】 |
| [東北] |
| 碑陰記 |
| 碑面所勒世外井上侯句也建碑者中井慈眼翁也蓋 |
| 桓武帝奠都之地山水明媚美甲于寰宇翁欲以為一 |
| 大公園経営名区尽瘁不措今茲侯與春畝公来祭木 |
| 戸公乃有此作翁於是卜地勒碑以培風致欲深富国 |
| 之源其志美矣余惟園囿以招遠人不問雉兎芻蕘則 |
| 文王之仁必達遐陬厥美更無窮極耳乃為記之 |
| 明治四十三年八月 浪華南岳藤澤恒撰文 |
| 伊勢錦山矢土勝之書 |
| 設計監督 安田時秀 肝煎 辻坂楢吉 |
| 鐫刻 芳村茂右ヱ門 運搬 松山米吉 |
碑文の大意 | ここをクリック |
調 査 | 2010年6月11日 |
備 考 | 旧データでは「天懸海外…」の14字は井上自作の詩の一部と解説したがこれは誤りで元人劉*の「十五夜再和二首」より/篆額は久邇宮邦彦王書だがその旨の記載はない/建碑に関連する文書に国立国会図書館憲政資料室井上馨関係文書の「東山国有林中建碑願 中井三郎兵衛」(712-14)がある/建立年は中井三郎兵衛伝『かたばみ草』(1934年刊)による |