民主主義の国では自分たちの代表者を選ぶ選挙は不可欠。
では、世界ではどんな選挙が行われているのでしょうか?
選挙って、国によってこんなに違うの?
選挙権が与えられる年齢は、国によってさまざま。
イランでは15歳、ブラジル、キューバでは16歳から選挙権があります。ヨーロッパでは、多くの国が18歳からとされていますが、21歳からという国もたくさんあります。
オーストラリアでは、18歳以上の国民は連邦選挙人名簿に登録しなければなりません。そして必ず投票しなければならない義務投票制です。
もし正当な理由がなく棄権したら、罰金が科せられてしまうので、投票率は9割以上なのだとか。
イギリスでは、日本のように候補者の顔写真のポスターをあちこちに貼ったり、選挙カーで訴えたり、という光景はほとんど見られません。
政策を市民に見てもらえるように相手の候補者と討論する場を設けたり、公約のパンフレットを配ったりして支持を訴えます。