ヘッダをスキップ
緊急通告するには? 空
サイトID「あした笑顔になあれ〜京都市児童相談所 児童虐待防止ウェブサイト」
空
空
「専門家から学びたい」情報データ
雲 サイトマップへのリンク
サイトナビゲーションをスキップ
コンテンツ一覧
●緊急通告するには?
●児童虐待とは?
●京都市児童相談所
●ストップ!虐待
●子育てお疲れ度テスト
●基礎知識と気分転換
●情報データ
・アドバイザーの意見
・よくある質問
・各相談機関/センター
 リンク集
●笑顔の広場
●トップページ

アドバイザーの意見

 専門家のお話にはたくさんのヒントがあります。すぐに全部実行できなくても少しずつ取り入れてみて下さいね。

椅子に座ったカエルのイラスト

●子育てを楽しんでみましょう。

家事が段取りよく進まなくても、家の中が散らかっていても、「でーん」とかまえていられる図太さが必要な時もあります。

子どもはペットでも、ぬいぐるみのような存在でもありません。自分とは異なったひとつの命です。「自分とは違う存在」ということを認識していますか?所有物のように思っていませんか?

思うようにいかなくて当然です。そう思って開き直ってみましょう。思い通りになる方がおかしいかも知れません。今は出来なくても、ゆっくり、ゆっくり時間をかけましょう。


●ストレスの原因が子育てだけなのか考えてみましょう。

子育てのストレスが頂点に達した時、子どもに八つ当たりしたくなりますね。でも子育てだけが原因のストレスでしょうか?

「自分は悪循環に入ったな」と感じたら、自分の心とのつき合い方を振り返ってみましょう。完ぺきを目指していませんか?人と自分を比べていませんか?何かを恐れていませんか?

自分の正直な気持ちを探ってみましょう。周りの人への助けを素直に求めましょう。何でも自分ひとりで解決しなければ気がすまない人も、少しは経験者の話に耳を傾けてみるのもいいですね。そうしようと思った時点で少し心が軽くなります。


花のイラスト●ネバーギブアップ!の精神でのぞみましょう。

図太さと同時に、決してあきらめない辛抱強さも必要です。ゆったりと構えて、じっくりと時間をかけて、でもサジを投げないしぶとさが大切です。

淡々と黙々と、ひとつのことを辛抱強く続けていきましょう。いつの間にかあなた自身がとても懐の深い人になっているでしょう。

「子育て」は「自分育て」でもあるのです。こつこつと、少しずつ、じれったくても、イライラしてもサジを投げないで!


●子どもの良いところを見つけよう。

「すごい」「やったあ」と感動して、子どもって天才!と思ったことがありませんか?

子どもが潜在的に持っているパワーを見てみましょう。素直に驚きましょう。これは、親であるあなたに与えられた特権です。こんな楽しみを知らずにおくのはもったいない限り。

親ばかで結構!子どもは周囲の人たちの励ましや、称賛を肥やしに、勇気をもって育っていきます。あなたが愛したように、あなたの子どもは人を愛するでしょう。


蛙が本を抱えているイラスト●人間は「社会で生きる動物」であることを忘れないで下さい。

誰の世話にもならずに生きていくことは、現代社会においてはほぼ不可能です。それならば、小さいときから人と楽しく交わっていける訓練をしましょう。

引っ込み思案でも、恥ずかしがり屋でも、それが人間嫌いというわけではありません。注意深く観察してみて下さい。きっと発信の方法はいろいろです。

その子なりのスタイルで発信している電波をキャッチしてあげましょう。上手に引きだして、周囲の人と楽しく交わる手助けをしてあげるといいですね。


●毅然(きぜん)とする時も必要です。

わめいたり、ヒステリックになることが「毅然(きぜん)とする」ことではありません。

子どもが無理難題をふっかけるときは、静かに「ダメなものはダメ」という態度を取りましょう。泣こうがわめこうが、決して動じない姿勢もたまには必要ですね。静かに距離と時間を味方につけましょう。少し離れたところで見守ると、しばらく泣き続けますが、子どもは泣き疲れて静かになるはずです。

機嫌をとってはいけません。理不尽なことは泣いてもわめいても通らないことを、きちんと体得させましょう。これを幼少時にしているか、していないかで、後々の成長過程に大きく影響を与えます。

ページトップに戻る↑
ページトップに戻る サイトマップ