平安宮跡豊楽院跡

NA179

へいあんきゅうせきぶらくいんあと
石碑 石碑周辺

   豊楽殿は、平安京大内裏にあった豊楽院の正殿。東西九間、南北四間の建物で、屋根には緑釉瓦が葺かれていた。元日節会、新嘗祭・大嘗祭の節会、外国使節入朝時等の国家的饗宴が行われた。完成したのは少なくとも延暦19(800)年以降で、康平6(1063)年豊楽院は焼失し、以後再建されることはなかった。この石標はその跡地を示すものである。平成2年に「平安宮豊楽殿跡」として史跡に指定されたが、平成20年にすぐ北の「平安宮内裏内郭回廊跡」(昭和54年史跡指定)と統合し「平安宮跡 内裏跡・豊楽院跡」と名称が変更された。

所在地中京区聚楽廻西町
位置座標北緯35度1分5.1秒/東経135度44分24.4秒(世界測地系)
建立年2009年
建立者京都市
寸 法高170.0×幅18.0×奥行18.0cm
碑 文
[南]
平安宮跡豊楽院跡
[西]
平成二十年七月二十八日追加指定名称変更
                                 文部科学省
平成二十一年三月建之京都市
調 査2024年4月11日
備 考道路南側には、本石碑とは別に平安宮豊楽殿跡(NA099)が建つ。


上へ

[HOME]