平安宮内裏内郭回廊跡

KA018

へいあんきゅうだいりないかくかいろうあと
石碑(0004856)石碑周辺(0004859)

 この地は内裏南西の武徳門の南にあたり,平安宮内裏内郭の一部が昭和44(1969)年と同48年に発掘された。回廊の東西縁の基壇の延石列が約27m確認され,基壇幅は10.5mと判明した。出土瓦によって保元3(1157)年再建当時の回廊と考えられている。この石標はその回廊跡を示すものである。昭和54年に「平安宮豊楽殿跡」として史跡に指定されたが,平成20年にすぐ南の「平安宮豊楽殿跡」(平成2年史跡指定)と統合し「平安宮跡 内裏跡・豊楽院跡」と指定名称が変更された。

所在地上京区下立売通土屋町西入南側
位置座標北緯35度01分12.1秒/東経135度44分36.5秒(世界測地系)
建立年1974年
建立者
寸 法高122×幅18×奥行18cm
碑 文
[北]
平安宮内裏内郭回廊跡
[西]
昭和四十九年三月贈 京都矢野園
調 査2002年2月8日
備 考

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