平安宮内裏内郭回廊跡KA018 |
へいあんきゅうだいりないかくかいろうあと |
この地は内裏南西の武徳門の南にあたり,平安宮内裏内郭の一部が昭和44(1969)年と同48年に発掘された。回廊の東西縁の基壇の延石列が約27m確認され,基壇幅は10.5mと判明した。出土瓦によって保元3(1157)年再建当時の回廊と考えられている。この石標はその回廊跡を示すものである。昭和54年に「平安宮豊楽殿跡」として史跡に指定されたが,平成20年にすぐ南の「平安宮豊楽殿跡」(平成2年史跡指定)と統合し「平安宮跡 内裏跡・豊楽院跡」と指定名称が変更された。 |
所在地 | 上京区下立売通土屋町西入南側 |
位置座標 | 北緯35度01分12.1秒/東経135度44分36.5秒(世界測地系) |
建立年 | 1974年 |
建立者 | |
寸 法 | 高122×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[北] | |
平安宮内裏内郭回廊跡 | |
[西] | |
昭和四十九年三月贈 京都矢野園 | |
調 査 | 2002年2月8日 |
備 考 |