平安宮豊楽殿跡

NA099

へいあんきゅうぶらくでんあと
石碑(0005498)石碑周辺(0005503)

 豊楽殿は,平安京大内裏にあった豊楽院の正殿。東西九間,南北四間の建物で,屋根には緑釉瓦が葺かれていた。元日節会,新嘗祭・大嘗祭の節会,外国使節入朝時等の国家的饗宴が行われた。完成したのは少なくとも延暦19(800)年以降で,康平6(1063)年豊楽院は焼失し,以後再建されることはなかった。この石標はその跡地を示すものである。平成2年に「平安宮豊楽殿跡」として史跡に指定されたが,平成20年にすぐ北の「平安宮内裏内郭回廊跡」(昭和54年史跡指定)と統合し「平安宮跡 内裏跡・豊楽院跡」と名称が変更された。

所在地中京区聚楽廻西町
位置座標北緯35度01分05.1秒/東経135度44分24.2秒(世界測地系)
建立年1991年
建立者京都市
寸 法高111×幅18×奥行18cm
碑 文
[北]
史跡平安宮豊楽殿跡
[東]
平成二年二月   文部省指定
平成三年三月建立   京都市
調 査2002年2月6日
備 考道の北側に平安宮跡豊楽院跡(NA179)がある。

位置図
位置図

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