平安宮豊楽殿跡NA099 |
へいあんきゅうぶらくでんあと |
豊楽殿は,平安京大内裏にあった豊楽院の正殿。東西九間,南北四間の建物で,屋根には緑釉瓦が葺かれていた。元日節会,新嘗祭・大嘗祭の節会,外国使節入朝時等の国家的饗宴が行われた。完成したのは少なくとも延暦19(800)年以降で,康平6(1063)年豊楽院は焼失し,以後再建されることはなかった。この石標はその跡地を示すものである。平成2年に「平安宮豊楽殿跡」として史跡に指定されたが,平成20年にすぐ北の「平安宮内裏内郭回廊跡」(昭和54年史跡指定)と統合し「平安宮跡 内裏跡・豊楽院跡」と名称が変更された。 |
所在地 | 中京区聚楽廻西町 |
位置座標 | 北緯35度01分05.1秒/東経135度44分24.2秒(世界測地系) |
建立年 | 1991年 |
建立者 | 京都市 |
寸 法 | 高111×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[北] | |
史跡平安宮豊楽殿跡 | |
[東] | |
平成二年二月 文部省指定 | |
平成三年三月建立 京都市 | |
調 査 | 2002年2月6日 |
備 考 | 道の北側に平安宮跡豊楽院跡(NA179)がある。 |
位置図 | |