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 平成18年第5回定例会 【付帯決議等】

議第125号 指定管理者の指定について(京都市桂授産園)

(18年10月6日付帯決議)

 指定管理者の目的は,民間の活力を活用することにより,市民サービスの向上と効率的な経営を図ることにある。しかし,指定管理者が委託契約締結後に,継続することが適当でなく不適格となるような事態が起こった場合,現行では地方自治法第244条の2第11項の規定と「京都市公の施設の指定管理者制度運用基本指針」に基づき,指定管理者の指定を取り消すことができるが,実際の運用においては,委託契約締結の指定管理協定書に,取消条項が明文化されていない現状にある。
 よって理事者は,指定管理者との委託契約締結後に,業務に起因して逮捕者が発生したり,安全管理の欠如が明らかになるなど,当該団体に管理を継続させることが適当でない不適格な事態が起こった場合に対応できるよう,取消しができる欠格条項を指定管理協定書に明文化し,指定管理者制度の適正な運用を一層図るべきである。

(賛成会派)

 自由民主党京都市会議員団,公明党京都市会議員団,民主・都みらい京都市会議員団,無所属



報第7号 平成17年度京都市病院事業特別会計決算

(18年10月6日意見)

 へき地における医師確保が深刻な社会問題となっている中,平成17年度に市立京北病院において常勤の整形外科医が確保できなかったことにより,市民の医療サービス,更には病院の収益にも大きな影響が出ている。
 よって,常勤の整形外科医を早急に確保するとともに,今後とも医療サービスのレベルを低下させないよう,市立京北病院のみならず京都市立病院においても常勤の医師,看護師の確保に万全を期すこと。
 京都市立病院整備基本計画に基づく,新棟整備プログラムの事業スケジュールが,取組の遅れや課題の検討協議に時間を要していることから,遅延することが明らかになった。
 よって,理事者は,早期に実施方針を公表し,整備計画を実施できるよう,市民の理解を得るために最大限の努力をすべきである。

(賛成会派)
全会派
自由民主党京都市会議員団,公明党京都市会議員団,民主・都みらい京都市会議員団,無所属
 

報第8号 平成17年度京都市水道事業特別会計決算

(18年10月6日意見)

 平成18年度から平成20年度にかけて道路部分の単独取替工事を年2,000件実施するなど,鉛製給水管の解消に向けて鋭意取り組んでいるところである。しかし,平成17年度末における道路部分での残存状況が比較可能なデータによると,政令指定都市で一番多い状況である。
 よって,国に対して鉛製給水管解消のための補助金創設を要望するとともに,あらゆる工夫をしてできるだけ早期に鉛製給水管の解消を進めるべきである。

(賛成会派)
 全会派


報第10号 平成17年度京都市自動車運送事業特別会計決算

(18年10月6日意見)

 「管理の受委託」方式は,大きな財政効果を挙げているが,安心安全対策の徹底強化を図るために,「全市バス安全運行推進会議」を充実させ,安全管理の実態の把握や事故防止に係る重点目標を明確にして取り組むこと。

(賛成会派)
 自由民主党京都市会議員団,公明党京都市会議員団,民主・都みらい京都市会議員団,無所属
 


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