地区の区分と「重点整備地区」ごとの「移動円滑化基本構想」策定時期について説明します。

まず,「重点整備地区」と「移動円滑化基本構想」策定時期について説明します。
「重点整備地区」は,14地区25旅客施設です。
移動円滑化基本構想の策定時期は,平成14年度から16年度までを前期,平成17年度から20年度までを後期としています。

前期の内,平成14年度に移動円滑化基本構想を策定する地区は,2地区4旅客施設で,阪急かつら駅があるかつら地区と,JRやましな駅・京阪やましな駅・地下鉄やましな駅があるやましな地区です。

平成15年度又は16年度に移動円滑化基本構想を策定する地区は,4地区8旅客施設で,阪急からすま駅と地下鉄しじょう駅があるからすま地区,阪急かわらまち駅があるかわらまち地区,JR京都駅・新幹線京都駅・近鉄京都駅・地下鉄京都駅がある京都地区,近鉄むかいじま駅があるむかいじま地区です。

平成17年度から20年度までの後期に移動円滑化基本構想を策定する地区は,8地区13施設で,JRいなり駅と京阪ふしみいなり駅があるいなり地区,京阪ごじょう駅がある京阪ごじょう地区,京阪ふじのもり駅がある京阪ふじのもり地区,JRさがあらしやま駅・けいふくさが駅前駅・さがの観光鉄道トロッコさが駅があるさがあらしやま地区,京阪しちじょう駅があるしちじょう地区,JRとうふくじ駅と京阪とうふくじ駅があるとうふくじ地区,近鉄ふしみ駅があるふしみ地区,近鉄ももやまごりょうまえ駅と京阪ふしみももやま駅があるももやまごりょうまえ地区です。

次に,「重点整備地区」以外の地区の区分について説明します。
「引き続き改善を検討する地区」は,7地区9旅客施設で,「重点整備地区候補」のうち,現時点において,旅客施設の段差解消を図ることが極めて困難であるため,引き続きその改善方策を検討していくこととした地区です。
おおみや地区,かたびらのつじ地区,さいいん地区,JRふじのもり地区,にしおおじ地区,ふかくさ地区,ろくじぞう地区がこれに該当します。

「事業者の単独整備地区」は,9地区13旅客施設で,「重点整備地区候補」のうち,情報案内設備の改善など,公共交通事業者が単独で改善を図っていくこととした地区です。
いまでがわ地区,からすまおいけ地区,きたおおじ地区,さんじょう地区,たんばぐち地区,まるたまち地区,ちゅうしょじま地区,でまちやなぎ地区,にじょう地区がこれに該当します。

「重点整備地区候補」以外の地区は,74地区75旅客施設です。
その内訳は,JR在来線では,さがの線と奈良線の5駅。
近鉄では,京都線の5駅。
京阪電鉄では,京阪本線・おうとう線・うじ線・けいしん線の9駅。
阪急電鉄では,京都線とあらしやま線の4駅。
けいふく電鉄では,あらしやま本線ときたの線の16駅。
えいざん電鉄では,えいざん本線とくらま線の16駅。
さがの観光鉄道では,2駅。
市営地下鉄では,からすま線と東西線の18駅。
そしてらくさいバスターミナルとなっています。


戻る次へ
概要版(テキスト版)トップページへ