本邦最初鉄筋混凝土橋YA029 |
ほんぽうさいしょてっきんこんくりーときょう |
大津市三保ヶ崎の琵琶湖取水口から山科・蹴上を経て京都市内に至る琵琶湖第一疏水のうち,第三墜道の東口に架けられた,日本最初の鉄筋コンクリートで造られた橋。明治36(1903)年7月に竣工した。この石標はその橋を示すものである。なお碑文中「米蘭式」と記すのは「メラン式」というコンクリート工法の一種で,田辺朔郎が日本に紹介した。 |
所在地 | 山科区日ノ岡堤谷町(疏水墜道前) |
位置座標 | 北緯35度00分00.8秒/東経135度47分54.5秒(世界測地系) |
建立年 | (1932年カ) |
建立者 | |
寸 法 | 高216×幅85×奥行14cm |
碑 文 | |
[南] | |
本邦最初鉄筋混凝土橋 | |
[北] | |
明治三十六年七月 竣工 | |
米蘭式鉄筋混凝土橋桁 | |
工学博士田辺朔郎書之 | |
調 査 | 2002年2月20日 |
備 考 | 日本最初の鉄筋コンクリート橋(YA021)と疏水をはさみ向きあう/碑の建立年は『琵琶湖疏水の100年〈資料編〉』(1990年京都市水道局刊)の年表による |
位置図 | |