高瀬舟船廻址

SI077

たかせぶねふなまわしあと
石碑石碑周辺

 高瀬川には、四条通より下流に船廻し場が設けられており、舟の追い越しや回転がなされた。その位置は、四条下る船頭町、天満町(高辻橋下手)、万寿寺橋下手、六軒町下るの4か所の他、六条・七条辺りにも一時的に設けられたらしい。
 万寿寺橋下手にあった船廻し場は川の西側にあり、江戸時代には幅9間(約27m)・奥行5間強(約15m)の広さをもっていた。この石碑は、万寿寺橋下手町に所在した船廻し場の跡を示している。

所在地下京区木屋町通万寿寺下る西側
位置座標北緯34度59分51.1秒/東経135度46分03.9秒(世界測地系)
建立年2021年
建立者永松高瀬川保勝会
寸 法高75×幅15×奥行15cm
碑 文
[東]
高瀬舟  船廻址
[北]
  令和三年一月
   永松高瀬川保勝会
調 査2022年4月21日
備 考SI075高瀬舟船廻址SI076高瀬舟船廻址もある。

上へ

[HOME]