高瀬舟船廻址

SI075

たかせぶねふなまわしあと
石碑石碑周辺

 高瀬川には、四条通より下流に船廻し場が設けられており、舟の追い越しや回転がなされた。その位置は、四条下る船頭町、天満町(高辻橋下手)、万寿寺橋下手、六軒町下るの4か所の他、六条・七条辺りにも一時的に設けられたらしい。
 船頭町にあった船廻し場は川の西側にあり、寛政年間には幅4間5尺(約9.5m)・奥行4間(約8m)の広さをもっていた。この石碑は、船頭町に所在した船廻し場の跡を示している。

所在地下京区木屋町通四条下る西側(於石橋東詰)
位置座標北緯35度00分09.4秒/東経135度46分13.8秒(世界測地系)
建立年2021年
建立者永松高瀬川保勝会
寸 法高73×幅15×奥行15cm
碑 文
[北東]
高瀬舟  船廻址
[南]
  令和三年一月
   永松高瀬川保勝会
調 査2022年4月21日
備 考SI076高瀬舟船廻址SI077高瀬舟船廻址もある。

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