明治天皇行幸所下京第二十四組小学校

SI041

めいじてんのうぎょうこうしょしもぎょうだいにじゅうよんくみしょうがっこう
石碑(0027778)石碑周辺(0027779)

 明治10(1877)年,明治天皇(1852〜1912)の関西行幸が行われた。この行幸は西南戦争勃発のため長期化し,京都には1月28日〜2月6日,2月16日〜7月28日に滞在。6月28日,槙村知事(1834〜96)の先導で下京第二十四組小学校(尚徳小学校)に行幸があった。当日は下京32小学校から校長および選抜された教師・生徒280人が同校に集められていた。天皇は各教室を観覧し,昼食をとって還幸した。この石標は,明治天皇が行幸した下京第二十四組小学校を示すものである。

所在地下京区鍵屋町通室町西入北側(下京中学校前)
位置座標北緯34度59分42.0秒/東経135度45分26.9秒(世界測地系)
建立年1939年
建立者京都府
寸 法高180×幅28×奥行26cm
碑 文
[南]
明治天皇行幸所下京第廿四組小学校
[西]
明治十年六月二十八日   行幸
[北]
昭和十四年三月   京都府建之
調 査2008年2月14日
備 考尚徳中学校の碑(SI061)と並び立つ/この地は下京二十四組小学校(尚徳小学校)の校地,戦後は尚徳中学校の校地だったが,2004年に尚徳中学校は富小路五条上るに移転。2007年3月下京中学校がこの地に建設され尚徳中学校は下京中学校に統合された/尚徳中学校時代の旧データはここ

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