明治天皇行幸所牧畜場阯SA051 |
めいじてんのうぎょうこうしょぼくちくじょうあと |
明治10(1877)年,明治天皇(1852〜1912)の関西行幸が行われた。この行幸は西南戦争勃発のため長期化し,京都には1月28日〜2月6日,2月16日〜7月28日に滞在。2月1日,牧畜場に行幸があった。この牧畜場は,同5年,京都府知事長谷信篤(1818〜1902)が勧業政策の一環として設けたもので,良種の牛羊繁殖,牛乳や乳製品の製造,羊毛の販売などが行われた。この石標は,明治天皇が行幸した牧畜場の跡を示すものである。 |
所在地 | 左京区吉田下阿達町(京都大学稲盛財団記念館内) |
位置座標 | 北緯35度01分18.0秒/東経135度46分20.7秒(世界測地系) |
建立年 | 1938年 |
建立者 | 京都府 |
寸 法 | 高162×幅27×奥行27cm |
碑 文 | |
[西] | |
明治天皇行幸所牧畜場阯 | |
[東] | |
昭和十三年三月 京都府建 | |
[北] | |
明治十年二月一日 行幸 | |
調 査 | 2011年4月14日 |
備 考 | 牧畜場記念碑(SA074)と並び立つ/2008年京都大学稲盛財団記念館竣工にともない移設された/旧データはここ |
位置図 | |