善行碑NI049 |
ぜんこうのひ |
川岡村内の篤志者中村半四郎が,孝子儀兵衛や村内の日露戦争戦没者の善行を顕彰するために建立した碑である。篆額を書いた平田男爵は当時の内務大臣平田東助。前年10月の戊申詔書発布の推進者である。 |
所在地 | 西京区川島滑樋町(川岡小学校内) |
位置座標 | 北緯34度58分34.4秒/東経135度42分13.8秒(世界測地系) |
建立年 | 1909年 |
建立者 | 中村半四郎 |
寸 法 | 高162×幅65×奥15cm |
碑 文 | |
[西北] | |
善行樋【篆額】 | |
まことある人のこゝろのしら玉の | |
ひかりそ御代のひかりなるらむ | |
平田男爵篆額 邦三書(印) | |
京都芳村茂承刻 | |
[東南] | |
明治四十二年一月建之 中村半四郎 | |
調 査 | 2014年11月6日 |
備 考 | 建碑の経緯については川岡小学校蔵『校史』其二(写本,明治44年川岡尋常高等小学校編修)の「善行碑建設縁起」に記される/「邦三書」下の印文は「赤埠」と判断したが是非を知らず |
位置図 | |