茶人珠光・織田信雄・加藤清正・紀州藩邸古蹟

NA050

ちゃじんじゅこう・おだのぶかつ・かとうきよまさ・きしゅうはんていこせき
石碑(0010069)石碑周辺(007926)

 この地は清泉があり「柳水」として有名で,千利休も茶を点じたという。村田珠光(1422〜1502)の名を記すのは,茶道の祖といわれる珠光もこの水を使ったということであろう。近世初期には織田信長息の信雄(1558〜1630)がこの地に住し,のち肥後加藤家京邸となった。貞享年間(1684〜87)以降明治3(1870)年までこの地に徳川御三家の一つ,紀州和歌山藩邸があった。この石標は,茶人村田珠光・織田信雄・加藤清正・紀州藩ゆかりの地を示すものである。

所在地中京区西洞院通三条下る東側
位置座標北緯35度00分27.8秒/東経135度45分19.6秒(世界測地系)
建立年
建立者碓井郁五(小三郎)・小堂古心
寸 法高97×幅19×奥行12cm
碑 文
[西]
茶人珠光   織田信雄
                              古蹟
加藤清正   紀州藩邸
[南]
碓井郁五
            建之
小堂古心
調 査2002年2月5日
備 考

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