茶人珠光・織田信雄・加藤清正・紀州藩邸古蹟NA050 |
ちゃじんじゅこう・おだのぶかつ・かとうきよまさ・きしゅうはんていこせき |
この地は清泉があり「柳水」として有名で,千利休も茶を点じたという。村田珠光(1422〜1502)の名を記すのは,茶道の祖といわれる珠光もこの水を使ったということであろう。近世初期には織田信長息の信雄(1558〜1630)がこの地に住し,のち肥後加藤家京邸となった。貞享年間(1684〜87)以降明治3(1870)年までこの地に徳川御三家の一つ,紀州和歌山藩邸があった。この石標は,茶人村田珠光・織田信雄・加藤清正・紀州藩ゆかりの地を示すものである。 |
所在地 | 中京区西洞院通三条下る東側 |
位置座標 | 北緯35度00分27.8秒/東経135度45分19.6秒(世界測地系) |
建立年 | |
建立者 | 碓井郁五(小三郎)・小堂古心 |
寸 法 | 高97×幅19×奥行12cm |
碑 文 | |
[西] | |
茶人珠光 織田信雄 | |
古蹟 | |
加藤清正 紀州藩邸 | |
[南] | |
碓井郁五 | |
建之 | |
小堂古心 | |
調 査 | 2002年2月5日 |
備 考 |