宋紫石竹画碑KA140 |
そうしせきちくがひ |
宋紫石(1715-86)は江戸の画家で本姓は楠本。長崎に遊学し,来日した清国の画家宋紫岩に師事し沈南蘋の画法を学んだ。以後宋紫石と号し一派を開いた。この碑は紫石の描いた竹を刻し,友人村瀬栲亭(源之煕・1744-1818)の記した銘ならびに序を附したもので,紫石の画業を賞賛するために建てられた。建立した副孟義は紫石の門人。なお銘文と竹画の拓影は『拾遺都名所図会』巻一に収める。 |
所在地 | 上京区馬喰町(北野天満宮内) |
位置座標 | 北緯35度01分50.8秒/東経135度44分07.0秒(世界測地系) |
建立年 | 宝暦13年 |
建立者 | 副孟義 |
寸 法 | 高150×幅24×奥行24cm |
碑 文 | |
[西] | |
【竹画】宋紫石謹写 | |
[北] | |
此竹数尺耳而執杭万仭木葉彫蠶金錯屈鉄神飛彩動不見其墨汚之処所 | |
謂公與此竹倶忘形者也君赫之画得之清人宋嶽々得之沈詮々得之李用 | |
雲其法尤可喜也嗟乎世称漢画者多不辨八格十門下筆則曰合天地耳鑑 | |
[東] | |
者或左其袒則其尊乃在君赫矣君赫姓宋名紫石江都人也與余善其徒副 | |
殷明勒之石以建北野 | |
菅公祠畔蓋不朽其美也其銘曰 | |
[南] | |
兎起鶻落不筍而成虚心貞節維神所亨 | |
宝暦癸未秋七月 平安 源之煕撰 | |
副孟義建 | |
碑文の大意 | ここをクリック |
調 査 | 2008年3月22日 |
備 考 |
位置図 | |