仁清記念碑HI021 |
にんせいきねんひ |
野々村仁清(生没年未詳)は,丹波国北桑田郡野々村(現京都府美山町)出身と伝える。名は清右衛門。瀬戸で修業し,京都粟田口に出て製作を始めた。正保年間(1644〜48)仁和寺門前に御室窯を開き,茶匠金森宗和(1584〜1656)の指導で茶器を焼き,轆轤成形と色絵付に卓越した才能を発揮した。仁和寺門跡から「仁」の字を与えられ仁清と号した。この石標は野々村仁清の作陶を記念をするものである。 |
所在地 | 東山区清水一丁目(清水寺内) |
位置座標 | 北緯34度59分37.7秒/東経135度47分05.6秒(世界測地系) |
建立年 | 1920年 |
建立者 | 洛陶会 |
寸 法 | 高227×幅144×奥行50cm |
碑 文 | |
[北] | |
仁清記念碑 | |
仁和寺門跡大僧正法龍 | |
[南] | |
大正九年四月 洛陶会 建之 | |
調 査 | 2002年2月21日 |
備 考 | 乾山記念碑(HI020)と並び立つ |
位置図 | |