報第5号 平成18年度京都市病院事業特別会計決算
(19年10月5日意見)
1 |
京都市立病院及び市立京北病院事業において,医師,看護師確保が喫緊の課題となっている。
市立京北病院においては2年にわたって整形外科医が確保できず,市民の医療サービス,更には病院の収益にも大きく影響を与えている。よって,市立京北病院は常勤の整形外科医を早急に確保するべきである。
さらに,両病院とも医療サービスのレベルを低下させないよう,国への要望を強めるなど,常勤の医師,看護師の確保に万全を期すとともに,離職防止対策についても十分に取り組むべきである。
特に,医師の確保策については,他都市の市立病院の状況を調査のうえ,組織的な研究チームを設置し,給与など処遇の改善や長時間にわたる勤務時間の改善等について踏み込んだ検討を早急に行うこと。 |
2 |
市立京北病院については,経営改善に向けて平成18年9月に「京都市立京北病院あり方検討委員会」が設置され,さまざまな対策が検討,実施されようとしている。しかし,平成17年度以来の大きな課題である常勤の整形外科医がいまだに確保できておらず,今後,市立京北病院だけで問題解決するのは大変難しいと言わざるを得ない。
よって,これまで以上に京都市立病院との連携を深めるとともに,京北地域の住民の意向を最大限に反映されるよう努めるべきである。 |
3 |
京都市立病院整備計画については,市民に安心され,信頼される総合病院としての機能を十分に果たすために,ユニバーサルデザインの理念も考慮し,早期建設整備に向け全力で取り組むべきである。 |
(賛成会派)
全会派
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報第6号 平成18年度京都市水道事業特別会計決算
(19年10月5日意見)
1 |
最近,老朽化した鋳鉄管の破損が原因で,伏見区,右京区と相次いで漏水事故が発生した。現在,平成20年度を目標に老朽化した鋳鉄管すべてを強じん性,耐久性に優れたダクタイル鋳鉄管に布設替えしている。その後も,掘削規制や国道共同溝関連などで工事ができない部分があるが,平成21年度以降できるだけ早期に完成させること。 |
2 |
鉛管取替えを早期に行うこと。 |
(賛成会派)
全会派
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報第8号 平成18年度京都市自動車運送事業特別会計決算
(19年10月5日意見)
1 |
市民の足としての利便性を一層確保し,市バス事業の効率化を進めるため,「小型バス・ジャンボタクシー実証実験」を踏まえ,生活支援路線への活用,普及,拡大を積極的に検討すべきである。 |
2 |
市バス路線は国の指導の下,2分の1まで管理の受委託を拡大してきたが,その経費として18年度,38億4,800万円もの委託料を支出している。
ついては,その運行を常に精査し,効率の悪い路線を見直すとともに,潜在需要を掘り起こすことにより市民の足の拡大を図ること。 |
(賛成会派)
1 |
全会派 |
2 |
自由民主党京都市会議員団,公明党京都市会議員団,無所属 |
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報第9号 平成18年度京都市高速鉄道事業特別会計決算
(19年10月5日意見)
1 |
大都市の根幹交通機関である地下鉄の建設は膨大な投下資本を有し,本市としても東西に拡充された。現在,市民,観光客の利便に寄与しているが,いまだ当初の目標乗客数が確保されていない状況を踏まえ,乗客の増加を求めて抜本的に駅周辺の活性化を図ること。 |
2 |
駅の清掃委託事業における入札については,透明性を確保すること。 |
(賛成会派)
全会派
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(19年10月5日意見)
企業債の償還負担をできる限り軽減するため,低利なものに借換えできるよう,あらゆる工夫をすること。
(賛成会派)
全会派
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