市バス運転士
交通局では,日常生活に欠かすことのできない生活の足として,毎日多くの市バスを運行しています。その距離なんと約8万km!地球約二周分です。
そんな市バスの運行に欠かせない運転士。ここでは,市バス運転士のとある一日に密着し,みなさんにその仕事を紹介します。
出勤
まず事務所で乗務の準備を行います。今日の自分の勤務ダイヤを確認します。この日は4回乗務する予定です。携行品の準備と運賃箱用金庫を持って車両点検へ向かいます。
7:00車両点検
乗務する車両を点検します。安全に運行するため,車体やタイヤなどに異常がないか確認します。その他には運賃箱に金庫をセットしたり,行先に間違いがないか確認します。
7:05始業点呼・アルコールチェック
車両点検が終了したら,事務所に戻り,車内販売用カード乗車券を準備し,始業点呼を受けます。 始業点呼では,健康状態の報告とともに,運行に関する注意事項や乗務するダイヤの確認等を行います。
7:10乗務開始
乗務中は運転だけでなく,お客様への接遇にカード乗車券の販売,観光客の方への御案内等様々な業務を行います。
7:20運行終了
乗務したバスは運行を終え,一旦車庫に戻ります。駐車後,車内の忘れ物の確認や,車体・タイヤなどに異常がないかを確認します。
次の乗務時間を確認し,休憩します。
9:40乗務終了
一日の乗務が終了しました。この日は途中休憩を挟んで4回乗務し,安全にお客様にご利用いただきました。最後に車内・車外を点検し乗務終了です。バスから降りた後も事務所で運賃箱や車内で発売したカードの精算を行います。
16:10終業点呼・アルコールチェック
無事乗務が終了したことを報告し,次回の勤務を確認します。
16:15退勤
次の勤務に備え英気を養います。ただし,勤務時間外も市バス運転士・公務員としての自覚は常に必要です。お疲れ様でした。
16:20