自動車検査技師(整備職員)
内山 智史
- 令和4年4月入局
- 自動車検査技師(整備職員)
- 自動車検査技師(整備職員)になろうと思ったきっかけは。
- 昔から機械が好きだったということもあり、自動車を運転し始めるタイミングで車が動くメカニズムに興味を持つようになりました。その後、整備士資格を取得し、10年以上民間企業で整備士として働いてきましたが、今まで以上に技術の幅を広げたいと思ったことと、バス車両の構造や整備工程にも興味が沸いたので、交通局が開催していた採用試験説明会に参加してみました。実際に市バス車両を整備している職員の方とお話しする中で、非常にやりがいをもって働かれていることや勤務条件を詳しく知ることができたので、採用試験を受けてみようと思いました。
- 採用試験(公務員試験)の対策は立てられましたか。
- 筆記試験対策を重点的に行いました。特に教養試験について、書店で公務員試験の問題集を買い、久しぶりの勉強に四苦八苦しながらも毎日少しずつでも勉強するように心掛けていました。結果的に試験には合格しましたが、振り返ると、やはり数的処理をはじめとする教養試験について苦戦したことを覚えています。
- 現在の仕事の内容と、仕事を行う上で大切にしていることを教えてください。
- 主な仕事内容は、市バスの車検整備になります。例えば、車両のレンズ割れやエンジンルームの遮熱材等について、継続して使用することの可否を慎重に判断しながら、補修・交換しています。仕事を進める上では、常に「安全」を意識しており、お客様に安心して市バスをご利用いただくため、「ミスのない確実な整備」と「クオリティーの高い丁寧な作業」はもちろんのこと、同じ職場で働く同僚や自身にも怪我が生じないよう細心の注意を払って仕事に臨んでいます。
- 職場の雰囲気について
- メリハリの効いた職場だと感じています。打ち合わせ以外の作業中は、黙々と手を動かすのですが、休憩中はプライベートな話を交えながら気兼ねなく話すことができる良い職場です。
- ご利用いただいているお客様に向けたメッセージをお願いします。
- 安心・安全、何より快適にご利用いただけるように、夏の暑い日も冬の寒い日も頑張って整備しているので、通勤・通学、観光等で是非とも利用していただけたらと思います。
- これから自動車検査技師を目指される方へのメッセージもお願いします。
- 受験資格の関係もあり、私と同じように民間企業から転職で来る方も多いと聞いています。当然、不安もあるかと思いますが、研修も充実していますので問題なく仕事に入っていくことができると思いますし、これは新卒の方であっても同様です。
バスの整備士、エンジニアとして公務員になれる機会は本当に貴重だと思いますし、大きなチャンスでもあると思うので、是非とも受験していただければと思います。皆さんと、一緒に働けることを楽しみにしています。