市バス運転士
- 平成30年4月入局
- 市バス運転士

- 市バス運転士になろうと思ったきっかけは。
- 前職はタクシーの運転手をしていました。元々、車の運転が好きで、また、お客様と接する仕事に興味があり、前職に就きました。
子供の頃、市バス運転士に憧れを持っていましたが、バスを運転するためには、大型二種免許を取得する必要があり、また、大型車両の運転は自分にはハードルが高いと思ったため、タクシー運転手になりました。
ある時、交通局が大型二種免許を持たない人を採用する試験があるのを知り、また妻からの後押しもあり、子供の頃の夢を叶えられるチャンスだと思い、受験を決意しました。 - バスを運転することについて
- 大型車両を運転することはもちろん初めてで、当初は怖い部分もありました。しかし、教習所での練習や、大型二種免許取得後の交通局での研修を重ね、一つ一つ丁寧に教えていただき、運行に必要な技術を養うことができ少しずつ不安も無くなり、市バスを運転することに対し自信を持つことができました。
- 実際に市バス車両を運転して
- 今までは、お客様の立場で市バスを利用し、事故がないことが当たり前と思っていましたが、実際に市バスを運転し、他の車や自転車、歩行者の確認はもちろんのこと、車内のお客様の安全も確認しなければならず、一つ一つの安全確認のうえで、安全運行が成り立っていることを実感し、先輩運転士が無事故で運行されていることの凄さを実感しました。
また、安全運行以外にも、観光都市京都ということもあり、お客様からのお問い合わせを受けることも多いため、親切、丁寧な対応が求められており、市バス運転士に求められるものは大変大きいものがありますが、その分、やりがいを感じることができます。 - 将来の目標は
- まだ、バス運転士として一人立ちしたばかりで、毎日安全に運行することで精一杯ですが、一日一日を安全に運行するとともに、お客様へは笑顔で、親切、丁寧に対応し、お客様に喜んで御利用いただけるように努め、今後、新たに入局してくる後輩の良い手本となれるような運転士を目指したいと思います。
- これから(市バス運転士)を目指される方へのメッセージをお願いします
- バスを運転することに不安もあるかと思いますが、入局後、十分な研修期間を通じてバス運転に必要な技術が身につきますので、その点は安心できると思います。
また、大型二種免許を持っていなくても、私のように採用後に大型二種免許を取得できる制度もあり、免許取得費用は交通局が負担するので、経済的負担もなく、安心して免許を取得することができます。
観光都市京都で市バス運転士として、様々なお客様を乗せて、市民や観光客の足を支えることは大変やりがいのある仕事だと思っています。そんな市バスの運転士を目指す仲間が一人でも増えれば、私自身も嬉しくなります。京都の顔として一緒に頑張りましょう。