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平成14年10月に,市内の全ての旅客施設や車両及び旅客施設周辺の道路などを対象としたバリアフリー化推進の指針となる「京都市交通バリアフリー全体構想」を策定し,この中で14の「重点整備地区」を選定しました。
現在,「重点整備地区」ごとに「バリアフリー移動等円滑化基本構想」を策定し,旅客施設及びその周辺道路等のバリアフリー化を重点的・一体的に推進していく取組を進めております。
平成15年10月8日には,そのトップバッターとして,阪急桂駅を中心とした「桂地区」と,JR,京阪,地下鉄山科駅を中心とした「山科地区」について,それぞれ「交通バリアフリー移動円滑化基本構想」を策定し,平成16年10月22日には,阪急烏丸駅,地下鉄四条駅を中心とした「烏丸地区」と,近鉄向島駅を中心とした「向島地区」,平成17年11月22日には,JR京都駅を中心とした「京都地区」と,JR嵯峨嵐山駅,トロッコ嵯峨嵐山駅及び京福嵯峨駅前駅を中心とした「嵯峨嵐山地区」,平成18年10月27日には,阪急河原町駅を中心とした「河原町地区」と,JR稲荷駅及び京阪伏見稲荷駅を中心とした「稲荷地区」について,それぞれ「交通バリアフリー移動円滑化基本構想」を策定しました。
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平成18年12月に施行された「高齢者,障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(いわゆる「バリアフリー新法」)の内容を踏まえて,平成19年9月21日に,京阪五条駅・京阪七条駅周辺の徒歩圏を対象とした「京阪五条・七条地区」と,近鉄桃山御陵前駅及び京阪伏見桃山駅周辺の徒歩圏を対象とした「桃山御陵前地区」,平成20年9月22日に,JR及び京阪東福寺駅周辺の徒歩圏を対象とした「東福寺地区」と,京阪藤森駅周辺の徒歩圏を対象とした「京阪藤森地区」について,それぞれ「バリアフリー移動等円滑化基本構想」を策定しました。
そしてこの度,平成20年12月22日に14地区目となる近鉄伏見駅周辺の徒歩圏を対象とした「伏見地区」について,「バリアフリー移動等円滑化基本構想」を策定しました。今後は,これらの基本構想に基づき,旅客施設及びその周辺道路等の一体的なバリアフリー化を推進し,「歩いて楽しいまち−京都」の実現を目指します。
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