仏光寺旧址YA020 |
ぶっこうじきゅうし |
仏光寺は,建暦2(1212)年,流罪を解かれ越前から帰京した親鸞(1173〜1262)が,この地に建てた堂舎にはじまる。順徳天皇(1197〜1242)から「興隆正法寺」という寺号を賜り,当初は興正寺と号した。その後,第七代了源(1295〜1335)が東山渋谷の今比叡(新日吉)に移し,寺号を仏光寺に改めた。一説によると山科興正寺を建立したのも了源という。なお,仏光寺が現在地(下京区高倉仏光寺)へ移転したのは天正14(1586)年である。この石標は,仏光寺の前身,興正寺跡を示すものである。 |
所在地 | 山科区東野百拍子町 |
位置座標 | 北緯34度58分40.1秒/東経135度48分52.4秒(世界測地系) |
建立年 | |
建立者 | |
寸 法 | 高309×幅165×奥行50cm |
碑 文 | |
[東] | |
仏光寺旧址 | |
調 査 | 2002年2月12日 |
備 考 |
位置図 | |