大宅一里塚跡

YA018

おおやけいちりづかあと
石碑(0006258)石碑周辺(0006252)

 京都市内に唯一現存する一里塚遺跡で,直径4〜5メートル,高さ1.8メートル,塚上に榎が植えられている。一里塚とは街道の両側に一里(4キロメートル)毎に築かれた塚である。慶長9(1604)年に徳川家康の命により築造されたものが有名で,これ以降に築造された塚上には榎が植えられた。この地は,山科盆地東北部の追分で東海道から分かれて南下し,伏見を経て奈良へ向かう奈良街道上にあたる。この石標はその一里塚を指し示すものである。

所在地山科区大宅甲ノ辻町
位置座標北緯34度58分06.8秒/東経135度49分13.2秒(世界測地系)
建立年1982年
建立者京都洛東ライオンズクラブ
寸 法高100×幅18×奥行18cm
碑 文
[東]
おおやけ一里塚跡
[西]
昭和五十七年三月建之   京都洛東ライオンズクラブ
調 査2002年2月14日
備 考

位置図
位置図

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