後山階陵遺跡

YA010

ごさんかいりょういせき
石碑(0007057)石碑周辺(0007060)

 日本古来の方法による製鉄をたたら製鉄という。この遺跡は,比良山系から湖西・湖南地域に分布する製鉄遺跡の一つ,如意ヶ岳南麓遺跡群に含まれる後山階陵遺跡である。これらの地域の製鉄は6・7世紀を最盛期とし,鉄鉱石を原料としていたと考えられている。この石標はたたら製鉄の遺跡を示すものである。なお,後山階陵とは安祥寺寺域内の安祥寺川上流西岸に東面して築かれた円墳で,左大臣藤原冬嗣(775〜826)の娘順子(809〜71)の墓である。

所在地山科区御陵沢ノ川町
位置座標北緯35度00分10.5秒/東経135度48分58.5秒(世界測地系)
建立年1985年
建立者京都洛東ライオンズクラブ
寸 法高124×幅18×奥行18cm
碑 文
[北]
後山階陵遺跡
[南]
この
      たたら遺跡(古代製鉄跡)
付近
[西]
昭和六十年一月   京都洛東ライオンズクラブ建之
調 査2002年2月18日
備 考

位置図
位置図

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