安祥寺上寺跡

YA009

あんしょうじかみでらあと
石碑(0007062)石碑周辺(0010153)

 安祥寺は仁明天皇女御藤原順子(809〜71)の発願により嘉祥・仁寿年間(848〜53)頃に建立された寺で,唯摩会など国家的仏事が行われた。開基は入唐僧恵運(798〜869)。斉衡8(856)年,寺の北方50町がさらに施入され伽藍が建立された。この山上に位置する伽藍を上寺と呼ぶ。のち勧修寺や高野山の支配が強まり,上寺は南北朝の兵火で焼失し,五大堂本尊などは東寺観智院に移された。この石標は安祥寺上寺跡への道を示すものである。

所在地山科区御陵沢ノ川町
位置座標北緯35度00分16.5秒/東経135度48分42.4秒(世界測地系)
建立年1985年
建立者京都洛東ライオンズクラブ
寸 法高114×幅18×奥行18cm
碑 文
[南]
安祥寺上寺跡
[東]
北へ七〇〇米丘陵の頂部
[西]
昭和六十年一月   京都洛東ライオンズクラブ建之
調 査2002年2月18日
備 考

位置図
位置図

上へ

[HOME]