宮道朝臣列子墓

YA005

みやじのあそんれっしのはか
石碑(0006180)石碑周辺(0006175)

 宮道列子(?〜907)の墓は,栗栖野丘陵にある中臣十三塚古墳群の一つ。円墳で周囲に空堀がある。列子は,宇多天皇(867〜931)女御で,醍醐天皇生母である藤原胤子(876〜96)の母。『今昔物語集』によると藤原高藤(838〜900)が,南山科に鷹狩りをした際,雨宿りしたのが宇治郡大領宮道弥益(生没年未詳)の家で,その娘列子と出会い二人の間に胤子らが誕生した。列子は天皇の外祖母として手厚く葬られた。この石標は宮道朝臣列子の墓を示すものである。

所在地山科区勧修寺西栗栖野町
位置座標北緯34度58分13.5秒/東経135度48分19.5秒(世界測地系)
建立年1972年
建立者洛東ライオンズクラブ
寸 法高103×幅18×奥行18cm
碑 文
[南西]
宮道朝臣列子墓
[北東]
昭和四十七年六月十一日認証記念   洛東ライオンズクラブ
調 査2002年2月15日
備 考

位置図
位置図

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