広沢池中島由来碑

UK161

ひろさわのいけなかじまゆらいのひ
石碑(0029638)石碑周辺(0029639)

 嵯峨の広沢池には島があり,観音像を安置していたので観音島とよばれていたが,寛永年間に波風に破壊され無くなり,像は遍照寺に移された。明治になり旧蹟に人工島を築き,往昔をしのぶよすがとした。この碑はその経緯を示す。

所在地右京区嵯峨広沢町
位置座標北緯35度01分36.7秒/東経135度41分18.4秒(世界測地系)
建立年1893年カ
建立者(嵯峨村カ)有志
寸 法高90×幅75cm
碑 文
[南]
池中有一島以安観音霊
像世人之称観音嶋観月
之勝地也後有以遷霊像
於遍照寺島者寛永年間
為波浪所破壊有志者之
憂其滅亡也久矣今茲相
謀尋旧所新築一島工成
因刻其概略以伝不朽云
時維明治廿■■年二月
[北]
      発起人
遍照寺住職   隆■■■■
                  池内■■
      有志者
井上與四郎         長原勘兵衛
小松喜兵衛         松井安右衛門
■■■三郎         池内喜兵衛
松本丹治            池内太兵衛
野路井孝治         杉村市右衛門
小林吉明            伊藤庄七
松尾■■郎
調 査2015年12月2日
備 考

位置図
位置図

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