明治天皇行在所山中邸阯UK122 |
めいじてんのうあんざいしょやまなかていあと |
明治10(1877)年,明治天皇(1852〜1912)の関西行幸が行われた。この行幸は西南戦争勃発のため長期化し,京都には1月28日〜2月6日・2月16日〜7月28日に滞在。2月18日,天龍寺・梅津・桂方面へ行幸し,この地にあった山中献(1822〜85,信天翁)の対嵐山房で昼食をとった。山中献は,書画・詩文に優れたことで知られる幕末の志士であり,明治維新後は官吏となっていたが,当時はこの地に隠棲していた。この石標は,明治天皇が立ち寄った山中献の邸宅跡を示すものである。 |
所在地 | 右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(京都年金基金センターらんざん内) |
位置座標 | 北緯35度00分51.0秒/東経135度40分27.6秒(世界測地系) |
建立年 | 1938年 |
建立者 | 京都府 |
寸 法 | 高183×幅28×奥行28cm |
碑 文 | |
[西] | |
明治天皇行在所山中邸阯 | |
[北] | |
明治十年二月十八日 行幸 | |
[東] | |
昭和十三年三月 京都府建之 | |
調 査 | 2006年7月12日 |
備 考 | |
位置図 | |