兼好法師旧跡UK025 |
けんこうほうしきゅうせき |
吉田神社神職の家に生まれた卜部(吉田)兼好(1283?〜1350?)は,朝廷に出仕していたが27歳で出家遁世し,晩年,仁和寺近辺(双ヶ丘二ノ丘西麓)に草庵を結んだ。そのため著書『徒然草』には,たびたび仁和寺が登場する。この石標はその庵跡を示すものである。なお,石標が建つ長泉寺境内には兼好の墓があるが,双ヶ丘二ノ丘西麓辺りあったものが江戸時代,この地に移されたと伝えられる。 |
所在地 | 右京区御室岡ノ裾町(長泉寺前) |
位置座標 | 北緯35度01分25.4秒/東経135度42分56.6秒(世界測地系) |
建立年 | 1893年 |
建立者 | 伊藤吉祐 |
寸 法 | 高97×幅23×奥行19cm |
碑 文 | |
[東] | |
兼好法師旧跡 | |
[西] | |
明治廿六年二月 伊藤吉祐 | |
[北] | |
長泉寺 | |
調 査 | 2002年3月7日 |
備 考 |
位置図 | |