日本最古の茶園UK012 |
にほんさいこのちゃえん |
『喫茶養生記』の著者で日本臨済宗の開祖である栄西(1141〜1215)は,宋から茶の種を請来した。それを授けられた高山寺開祖明恵(1173〜1232)が,栂尾の地に植えたところ,地味がよく優れた茶を産したという。栂尾の茶は本茶と呼ばれ,鎌倉・室町時代には毎年禁裏と将軍家に献上するのを慣例とした。この石標は,日本最古と称される茶園を示すものである。 |
所在地 | 右京区梅ヶ畑栂尾町(高山寺内) |
位置座標 | 北緯35度03分38.7秒/東経135度40分41.8(世界測地系) |
建立年 | 1971年 |
建立者 | 京都市茶業青年会 |
寸 法 | 高100×幅31×奥行32cm |
碑 文 | |
[東] | |
日本最古之茶園 | |
[西] | |
昭和四十六年八月 | |
京都市茶業青年会 | |
創立五十周年記念建之 | |
調 査 | 2002年2月15日 |
備 考 |
位置図 | |