当道職屋敷址SI029 |
とうどうしょくやしきあと |
琵琶法師明石覚一(?〜1371)は,平曲家の等級を整備し,当道座と呼ばれる盲人組織を確立した。覚一の邸宅を職屋敷と呼び,盲人の技芸試験・裁判・売官などが行われた。のち当道座は江戸幕府から保護を受け,全国盲人支配機関となるが,明治4(1871)年当道制度が廃止され,同屋敷も廃された。この石標は当道職屋敷跡を示すものである。 |
所在地 | 下京区仏光寺通東洞院東入北側(洛央小学校前) |
位置座標 | 北緯35度00分04.8秒/東経135度45分42.1秒(世界測地系) |
建立年 | 1948年 |
建立者 | 京都府立盲学校同窓会・京都当道音楽会 |
寸 法 | 高98×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[南] | |
盲人総取締所 | |
当道職屋敷址 | |
[西] | |
昭和二十三年十月 | |
京都府立盲学校同窓会 | |
建之 | |
京都当道音楽会 | |
調 査 | 2002年2月8日 |
備 考 |