東鴻臚館址SI019 |
ひがしこうろかんあと |
鴻臚館は,外国使節を接待するための施設。平安京では,羅城門北側に朱雀大路をはさんで左右に東西鴻臚館が建てられたが,弘仁年間(810〜24),東西市の設置に伴い七条北のこの付近に移転した。渤海国の賓客をもてなし詩会などが行われたが,同国の滅亡(927)により鴻臚館も衰微した。この石標は東鴻臚館跡を示すものである。 |
所在地 | 下京区西新屋敷揚屋町(角屋前) |
位置座標 | 北緯34度59分33.2秒/東経135度44分34.8秒(世界測地系) |
建立年 | 1915年 |
建立者 | (京都市教育会) |
寸 法 | 高112×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[東] | |
此附近 東鴻臚館址 | |
[南] | |
寄附者 中川徳右衛門 | |
[西] | |
大正四年十一月建之 京都市【以下埋没「教育会」カ】 | |
調 査 | 2002年2月13日 |
備 考 |