丹波国亀山藩京屋敷跡

SI016

たんばのくにかめやまはんきょうやしきあと
石碑石碑周辺

 亀山は現京都府亀岡市。江戸時代前期,広島藩邸があったこの地に,享保15(1730)年頃,丹波篠山藩主松平信岑(1696〜1763)の屋敷が置かれた。寛延元(1748)年,信岑が丹波国亀山に転封されたのに伴い,同藩邸となり,明治3(1870)年民有地となるまで存続した。この石標は亀山藩邸跡を示すものである。なお,この藩邸については『新修亀岡市史』資料編第2巻(2002年亀岡市刊)に幕末の敷地見取り図が紹介されている。

所在地下京区松原通室町西入北側(白滝・花月大明神内)
位置座標北緯34度59分56.0秒/東経135度45分26.6秒(世界測地系)
建立年1995年
建立者中野之町町内会
寸 法高123×幅21×奥行15cm
碑 文
[南]
丹波国亀山藩京屋敷跡
[北]
平成七年十月吉日
中野之町町内会建
調 査2002年2月14日
備 考亀山藩邸鎮守社白滝・花月大明神碑(SI043)と同所

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