葵公園碑

SA259

あおいこうえんのひ
石碑(0029543)石碑周辺(0029544)

 賀茂川と高野川の合流点,俗称剣先から家庭裁判所・下鴨神社に至る賀茂川東岸の葵公園は,昭和15年に大澤徳太郎の寄附金により,京都府が官有地と府有地を整備して完成した公園である。現在は京都府の広域公園鴨川公園の一部ではあるが,葵公園という独立した都市公園としても活用されている。この碑は葵公園の創設経緯を記したものである。

所在地左京区下鴨宮河町(葵公園内)
位置座標北緯35度01分54.0秒/東経135度46分16.9秒(世界測地系)
建立年1940年
建立者京都府
寸 法高47×幅62×奥行15cm
碑   文
[南西]
葵公園
[北東]
本園ハ昭和十五年二月
大澤徳太郎氏ヨリ金弐
万円ノ寄附ヲ得テ之ヲ
工費ニ充テ官府有地参
千五百餘坪ヲ劃シ専ラ
休養散策ニ資センガ為
曩ニ三井家ニ於テ植栽
セシ里松ニ加ヘ公園施
設ヲ計画シ昭和十五年
三月起工同年六月竣工
ス茲ニ公園ノ一隅ニ碑
ヲ建テ記念トス
昭和十五年七月
       京都府
調 査2014年12月12日
備 考

位置図
位置図

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