所在地 | 左京区下鴨半木町(北大路橋東詰) |
位置座標 | 北緯35度02分40.2秒/東経135度45分46.2秒(世界測地系) |
建立年 | 2013年 |
建立者 | 売茶翁没後二五〇年記念事業実行委員会 |
寸 法 | (正碑)高100×幅180×奥行60cm(副碑)高57×幅87×奥行31cm |
碑 文 | |
| [正碑東] |
| 遊鴨河煮茶 |
| 担茶具出蝸舎 |
| 択檻泉遊鴨河 |
| 鼎裏非人間味 |
| 神仙何覓瑶池 |
| 売茶翁高遊外 |
| 黄檗亘令書(印)(印)【印文「黄檗山主」「亘令」】 |
| [正碑西] |
| 売茶翁没後二百五十年記念 |
| 一般社団法人全日本煎茶道連盟寄贈 |
| 売茶翁没後二五〇年記念事業実行委員会 |
| 平成二十五年七月十六日建立 |
| [副碑東] |
| 鴨河に遊び 茶を煮る |
| 茶具を担い 蝸舎(かしゃ)を出(い)で |
| 檻泉(かんせん)を択(えら)んで 鴨河に遊ぶ |
| 鼎裏(ていり) 人間(じんかん)の味に非ず |
| 神仙 何(なん)ぞ瑶池(ようち)を覓(もと)めん |
| 売茶翁高遊外(ばいさおうこうゆうがい) |
| 【以上読み下しは総ルビであるが注意を要するもののみ( )内に示した】 |
| 【売茶翁肖像】 |
| 売茶翁高遊外(一六七五〜一七六三) |
| 名は高遊外、人は売茶翁と呼んだ。 |
| 江戸時代、佐賀県蓮池に生まれ、 |
| 十一歳で出家、黄檗宗僧侶から |
| 五十七歳で還俗、京に上る。鴨川 |
| 畔など風光明媚なところで往来に |
| 茶を振舞う。翁を慕い池大雅や伊藤 |
| 若冲などの文人が集い文化サロン |
| を形成。お茶を急須で淹れる方式が |
| 評判となり、その後煎茶が全国に |
| 普及した。その精神世界は後に煎茶 |
| 道の世界に受け継がれている。 |
調 査 | 2013年9月9日 |
備 考 |
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