所在地 | 左京区北白川仕伏町(北白川天神宮内) |
位置座標 | 北緯35度01分46.5秒/東経135度47分43.9秒(世界測地系) |
建立年 | 1963年 |
建立者 | 白川女風俗保存会 |
寸 法 | 高176×幅79×奥行14cm |
碑 文 | |
| [北東] |
| 華香白川里【篆額】 |
| 【以下上下二段のうち上段】 |
| 錦の都白川の清き流れは幾千年 かはらぬ御代の花の里花の姿は白川女」 |
| 大宮人に親しみの深きまへたれ三ははにて 花の香高き箕をかさし行くや大路の白川女」 |
| 【銅鋳白川女レリーフ/右下隅に「光平作」銘】 |
| 玉とすめる真清水の鏡にうつせる姿さへ 心も清きかんはせに花もはちらふ白川女」 |
| 里をうつめて咲きにほふ花にくらして平安の 昔も今もかはりなく濁りにそまぬ白川女」 |
| 【以下上下二段のうち下段】 |
| 白無垢の下着無地の着物三巾前垂 |
| に両褄をからげて箕にあでやかな |
| 花をかざし都大路にひさぐ姿は京 |
| 都を訪れた人の忘れ難い情緒であ |
| る之はゆかり深い京の花売白川女 |
| であるこの清らかな風俗は千数十 |
| 年昔参議宮内卿三善清行が白川の |
| 花を御所のお使い用と定められた |
| 時献花に始まるという言い伝えが |
| ある此献花は一時中絶の時代もあ |
| つたか今尚毎年続けておる帯は |
| 後水尾天皇の皇后東福門院よりご |
| 下賜の御所染である |
| にこるてふこと白川の花売女 |
| 花の姿そほこりなりける |
| 川根義之一撰 |
| 内田福太郎書 |
| [南西] |
| 昭和三十八年四月建之 |
| 白川女風俗保存会結成十五周年記念 |
調 査 | 2010年9月20日 |
備 考 | |