楠木正成塚

SA204

くすのきまさしげつか
石碑(0027607)個人所有地につき石碑周辺略

 橘正成は南朝方の武将楠木正成(?〜1337)のことだが,この塚および碑の来歴はあきらかではない。『太平記』によると,建武3(1336)年正月,楠木正成勢と足利尊氏(1305〜58)勢が修学院から一乗寺一帯で対陣し,正成が足利軍勢を追撃したので,そのことに関係づけられたのかもしれない。京都新聞平成2年1月28日付に記す地元住民の話によれば,正成が胸を病み,修学院にある寺院に治療を求めて通った伝承があるという。

所在地左京区修学院室町
位置座標北緯35度03分15.1秒/東経135度47分54.8秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法高100×幅72×奥行45cm
碑 文
[東]
贈正三位近衛中将橘正成卿塚
調 査2005年4月15日
備 考

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