寛平法皇御旧跡法皇寺SA049 |
かんぴょうほうおうごきゅうせきほうおうじ |
法皇寺は,もと乙訓郡今里(現長岡京市)にあり乙訓寺と呼ばれた。寺伝によると推古天皇(554〜628)の勅願で建立され,宇多法皇(寛平法皇,867〜931)が落飾した後,この寺を行宮としたため法皇寺とも呼ばれた。その後,今熊野日吉町附近に移り,足利義満が伯英(?〜1403)に命じて禅宗寺院として南禅寺に附属させた。18世紀前半頃,左京区東門前町に移転。明治11(1878)年南禅寺金地院に,同21年この地(同寺牧護庵)に合併された。牧護庵は後宇多法皇(1264〜1324)ゆかりの寺である。この石標は,牧護庵内の法皇寺を示すものである。 |
所在地 | 左京区南禅寺福地町(牧護庵内) |
位置座標 | 北緯35度00分42.1秒/東経135度47分30.0秒(世界測地系) |
建立年 | 1925年 |
建立者 | 三宅安兵衛遺志 |
寸 法 | 高160×幅24×奥行17cm |
碑 文 | |
[西] | |
寛平法皇 | |
法皇寺 | |
御旧跡 | |
[東] | |
大正十四年春 因三宅安兵衛遺志建之 | |
調 査 | 2002年2月19日 |
備 考 |
位置図 | |