成勝寺跡SA040 |
せいしょうじあと |
院政期,天皇・中宮の発願で岡崎の地に六つの寺院が建立された。いずれも「勝」の字がつくので六勝寺と呼ばれた。成勝寺はその一つで,崇徳天皇(1119〜64)の御願寺。保延5(1139)年に落慶供養が行われ,方一町または東西二町の敷地には以後も堂舎が増築された。この寺は,保元の乱で後白河天皇らと対立して讃岐に流された崇徳院の御願により建立されたことから,その怨霊を慰撫するための御八講法要が行われていた。応仁の乱によって廃絶。この石標はその跡を示すものである。 |
所在地 | 左京区岡崎成勝寺町(京都市勧業館内) |
位置座標 | 北緯35度00分48.4秒/東経135度46分53.9秒(世界測地系) |
建立年 | 1970年 |
建立者 | 京都市 |
寸 法 | 高98×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[東] | |
成勝寺跡 | |
[南] | |
昭和四十五年三月 京都市 | |
調 査 | 2002年2月19日 |
備 考 |
位置図 | |